このような疑問に答えます。
先に結論を書くと
ただ間違った脱力をしているとスイングを壊す恐れもあるので注意が必要です。
多くのゴルファーを悩ますスライス。
真っすぐ飛ばそうとしているのに大きく右に曲がって行くのが気に食わない。
スライスさえ直れば絶対スコアは良くなると考えている人も多いと思います。
今回は脱力をすれば何故スライスが無くなるのか説明していきます。
この記事を読むメリット
脱力を理解してスライスが直る
それでは最後までお付き合い下さい。
ゴルフで脱力すればスライスが無くなる?
ゴルフでスライスをする人の9割以上は力んで打っています。
これは遠くに飛ばそうとしているからに他なりません。
上半身が力むとダウンスイングで右肩が突っ込みアウトサイドインの軌道になりフェースも開いて当たります。
力むことで筋肉が固まってクラブヘッドが走らないのです。
ゴルファーの7割がスライスしていると言われていますが、脱力することを覚えればアウトサイドインの軌道が修正されます。
問題は正しい脱力ができるかどうか。
脱力すればクラブの軌道は変わってきますが、それだけではスライスは無くなりません。
脱力しながらもクラブをコントロールしてインパクトでフェースが真っすぐにしなくてはスライスが無くならないのです。
ゴルフは脱力できるかどうかが上達のカギ!
多くの人は球を打つことに意識を集中させています。
しかしそれでは上手く当てようと力むだけです。
ゴルフを上達させるには正しい順番があります。
① 正しい形を覚える
② 動きを連動させる
③ ①②でできた動きのまま球を打つ。
この順番です。
球を打つことに集中すると力んで正しい形もリズムも悪くなります。
まずは正しい形を覚え、次に動きを連動させて、それができたら同じように球を打つようにするのが正解です。
というか、ほとんどの人がそうだと思います。
これは上手く当てようとしているからです。
このような人は球を上手く打つことよりも素振りに近づける意識をもって練習するとゴルフが上達するでしょう。
このように思う人はスイングのイメージを変える必要があります。
ゴルフで飛ばすには腕の力でなく体の回転が重要。
脱力していれば体の回転に腕が付いてきてヘッドスピードを上げることができます。
ゴルフの飛ばしは腕の力では無いことを頭に叩きこんで下さい。
ゴルフでスライスを直すのにも脱力
脱力すればクラブの重さで振れるのでアウトサイドインの軌道が直ります。
力むからトップの位置から一気に加速させようとして右肩が突っ込むのです。
脱力をすれば切り返しの時に下半身と上半身の捻転差が生まれます。
下半身が戻り遅れて上半身が戻るので、その一瞬の間でクラブが下に落ちてきて正しい軌道になるのです。
脱力するだけでスライスが直れば良いのですが、正しい軌道なのにスライスするのはフェースが開いて当たっているからです。
そもそもゴルフクラブは開くような構造になっています。
スライスを直すためにはフェースを開かないようにスイングするか
開いたフェースを戻すスイングにするかの2つのやり方があります。
こちらの記事にメリットとデメリットを書いていますので一度ご覧ください↓
どちらのやり方でも構いませんが、脱力をしつつフェースを戻す必要があるのです。
力んでいるとクラブフェースを戻すのは難しくなります。
力むと筋肉がブレーキをかけるのでクラブが走らなくなります。
脱力ができればヘッドが走るのでフェースは返ります。
それでも返らないのであれば練習器具を使った練習もおすすめです↓
あなたにあったやり方を見つけましょう。
脱力するのは上半身。下半身はしっかりしよう
脱力すると言っても全身を脱力するとゴルフの基本である軸がぶれてしまいます。
脱力するのは上半身です。
下半身はある程度力を入れて前後左右に動かないようにするのが正解。
下半身をしっかりして上半身を脱力できれば捻転差も強くなり飛距離アップにも有効です。
まとめ
今回は脱力をすればどうしてスライスが無くなるのか説明しました。
上半身が力むとヘッドが走らずスライスします。
脱力をすることでクラブの軌道もよくなりヘッドが走りスライスが直ります。
そればかりか軸もずれなくなり良いことばかりです。
ゴルフを上達させるなら脱力するのが1番ですよ。
だまされたと思って試してみて下さい。