ゴルフを始めたての初心者はプレーが遅くなる傾向があります。
これは経験豊富なゴルファーに比べて打数が増えるため、ある程度は仕方のないことです。
しかしゴルフ場でプレーしているのはあなたの組だけではありません。
多くの人が同じ日にプレーをしています。
あなたのプレーが遅くなれば、後続の組全体が遅くなるのです。
最悪の場合、日没になり最後までプレーできない組も出るかもしれません。
このようなことにならないように初心者ゴルファーはラウンドのプレー時間には気を付けましょう。
この記事を読むメリット
・ラウンドのプレー時間の目安がわかる
・効率よくラウンドできるようになる
・初心者がやりがちなスロープレーの原因がわかる
この記事を読めばどのようにプレーすればラウンドのプレー時間が遅くならないのか分かります。
それでは見ていきましょう。
初心者が気を付けるべきラウンドのプレー時間
ゴルフで一番嫌われる行為がスロープレーです。
どんなに性格の良い人でも前の組と空いているのにゆっくりプレーしている様ではゴルファーとして失格です。
ゴルフの競技ではスロープレーはペナルティとなり重大な場合は競技失格となります。
もしサッカーでボールを蹴らずに相手を蹴ったらペナルティとなりイエローカードやレッドカードになるはずです。
誰もがこのことを理解してプレーしているのでサッカーを楽しんでいるのです。
しかしゴルフに関しては何度言ってもプレーが遅い人がいます。
これはサッカーに例えると、何度言ってもボールよりも相手のことを蹴ってくるサイコパス野郎。
このように思われ一緒にプレーしたい人などいなくなります。
そればかりか、相手チームからすれば
このように思うはず。
ゴルフだって同じです。
スロープレーをする人のせいでその組の人まで悪者扱い。
後続の組からは
このように怒鳴られ
ゴルフ場のスタッフからも
このように注意をされます。
つまり同じ組に1人スロープレーをする人がいるだけで同伴者まで悪者扱いされるのがスロープレーなのです。
それではスロープレーにならない目安の時間を説明します。
ハーフ2時間10分がゴルフのラウンドのプレー時間。これを超えると遅いかも。
スロープレーを計る目安の時間はハーフ2時間10分。
多くのゴルフ場ではマスター室の前や、トイレなどに2時間10分以内に回ってきましょうと張り紙が貼ってあります。(コースによっては2時間15分の場合もあります)
もちろん前の組が詰まっていればどんなにプレーが速くても2時間10分で回って来られない時もあります。
しかし、そうでない場合は2時間10分以内に回れるようにするべきです。
ひねくれた人は前の組が見えなくても
このように思うかもしれません。
時と場合にもよりますが、基本的に速く回って悪いことは無いので、前の組が見えないようであれば速めのプレーを心がけましょう。
特に後ろの組が常に待っている様なら速くプレーすべきなのでゴルフ初心者の人は覚えておきましょう。
初心者がラウンドするならスタート時間は遅い時間にするのがおすすめ
ゴルフ初心者は経験者より打数が多くなり、ゴルフのことがわからない場合が多いのでどうしてもプレーに時間がかかってしまうと思います。
当然、プレーを速くするように心がけるようにしてもらいたい。
しかし分かっていてもそう簡単に速く回れない人も多いのではないでしょうか?
絶対に早い時間に予約をとってはいけません。
8時スタートなどの早い時間にプレーの遅い人がいると、すぐにゴルフ場スタッフに注意されます。
しかしこれが最終組の10時30分スタートなら早い時間のスタートに比べて注意されにくくなります。
※全くされないわけではありません。
基本的に早いスタート時間はゴルフの上手な人が取るのでプレーの進行が遅い時間に比べて速くなります。
最終組で予約をとれば最初の数ホールは後ろから追いかけられることは無いでしょう。
おそらく数ホール目あたりからトップスタートの組に追いつかれると思います。
仮に5番ホールで追いつかれたとしたら残り4ホールだけです。
4ホールだけなら追いついた組も
このように思うはずです。
しかし同じプレーの進行時間でも早いスタートなら
このように思われ、ゴルフ場に伝えるのです。
初心者でもラウンドのプレー時間を短縮できるコツ
プレーの進行を早くするにはコツがあります。
ゴルフ初心者がラウンドのプレー時間で悩んでいるなら以下の項目に当てはまっているかチェックしてください。
・ティーアップの準備をして待っている
・クラブを数本持って行っている
・ボールまでの移動はできるだけ速くしている
・素振りは1回までと決めている
・ホールアウトしたグリーンから素早く移動している
いかがでしたか?
これが全てできていれば2時間10分以内で回って来れるはずです。
簡単に説明していくと
ティーイングエリアでは自分の番が来てからティーやボールをポケットから出すのではなく、事前に手に持っていてください。
手に持っていれば場所を決めてティーを指すだけです。
しかしポケットからティーとボールを探すと数秒~数十秒かかります。
確かに1人だと数秒かもしれません。
しかしこのようにみんなが考えていたら大きな差が生まれます。
仮に4人で回って1人15秒余計にかかるとすると、1ホールで1分。18ホール回ると18分も余計にかかってしまいます。
ボールに向かうとき1本しかクラブを持っていかない人がいます。
行ってみると思っていたより遠かったり、風が吹いているかもしれません。
ボールに行くときは前後のクラブや次に使うクラブを先読みして数本持っていきましょう。
当然移動は出来るだけ速くするのがコツです。
上手く当たるか心配で素振りを何度もする人もスロープレーの原因となります。
自分の番がきたら素振りは1回。
もし、もっと素振りをしたいのであれば自分の番が来る前にやっておきましょう。
パターが終わりスコアカードに記入するためにグリーン上で止まってはいけません。
後ろの組が打ってこれなくなるのでカートに速やかに移動するのがマナーです。
余裕があれば、パターをしている時にクラブもカート方向に置いておけばプレーの進行も速くなります。
このようなことを頭に入れておくだけでプレーが速くなるので覚えておきましょう。
ゴルフのラウンド中に初心者がやりがちな、やってはいけないこと
初心者がやりがちな、やってはいけないことも紹介しておきます。
基本的には先程お伝えしたことの逆のことはやってはいけません。
その他には
・初心者だけでプレーする
・スタート時間ピッタリにスタートホールに着く
・ボールを1球しか持っていない
・グリーンを反対側から時間をかけて読む
・ボール探しに時間をかける
・カートの置く場所が間違っている
このようなことがあります。
まず絶っっっっっ対にやってはいけないことは初心者だけでプレーすること。
考えただけでも恐ろしい。
幽霊が可愛く見えるレベルでヤバさ120%です。
ゴルフにはルール違反にはならなくてもマナー違反になることがあります。
例えば、グリーン上を走ること。
グリーン上を走るとスパイクでグリーンに傷が付きます。
これは意図的にやらなければルール違反ではありません。
しかしどう考えてもマナー違反です。
バンカーを直さないのもルール違反ではないもののマナー違反。
この他にもマナー違反になる行動は色々あります。
初心者だけで回るとスロープレーにもなるしマナー違反にもなることが多いため絶対に経験者と回る様にして下さい。
ゴルフ場ではその時の状況によってスタート時間前に出なくては行けないことがあります。
少なくとも10分前にはスタートホールに移動しておきましょう。
ボールを1球しか持たないのも良くありません。
どんなに上手い人でもロストボールになる可能性があります。
そうなった時に
こんなことしていたら、時間も掛かるし自分が疲れます。
常にボールは数個ポケットに入れておくようにして下さい。
初心者に限ったことではありませんが、スロープレーには最大限の注意を払ってください。
グリーンを反対側から読むときは自分の番がくる前に読んで、自分の番が来たらすぐに打つのがマナーです。
自分の番が来てから反対に回って読むと
このように思われます。
ボール探しも同じです。
競技なら必死に探すのが良いのですが、プライベートならある程度探してなければあきらめましょう。
もし他人があるはずの場所でないのであれば
このように言ってあげるのも全然アリだと思います。
このように言うと
このように反論してくる頑固ジジィがいるかと思います。
間違ってはいないと思います。
むしろ間違っているのは私の方だと思います。
だけど正論を言うことだけが良い訳じゃないと思う。
このように私は思います。
まぁどう思うかはあなた次第ですが・・・
カートやクラブの置き場所もプレーの進行に影響します。
この辺まで気を配れればプレーの進行は良くなりますよ。
ゴルフ初心者はラウンド中のプレー時間に気を使うべし!
今回はゴルフ初心者が気を付けるラウンドのプレー時間についてお伝えしました。
ゴルフのラウンドはハーフ2時間10分が目安です。
もしそれより遅い場合は気を付けた方が良いでしょう。
今回お伝えしたことをやればプレーが速くなるだけでなく、自分の時間が増えスコアアップにも繋がります。
自分の為にもプレーファーストを心がけましょう。