残りピンまで200ヤード。
「ここはスプーンでナイスショットすれば乗せられるな!」
ゴロゴロ…
(-.-;)y-~~~
よくありますよね?
えっ、そんな経験ない?
共感できない人は違うページを見て頂くとして、
今回はフェアウェイウッドを上手く打つコツをお伝えしようと思います。
ちなみに私は得意クラブはと聞かれたらフェアウェイウッドと言うくらいフェアウェイウッドが大好きです。
研修生の時はフェアウェイウッドの魔術師と呼ばれたものです(それだけ昔はセカンドショットの距離が残っていましたw)
フェアウェイウッドとは?
その名の通りフェアウェイから打つウッドのクラブになります。
2W(ブラッシー)、3W(スプーン)、4W(バッフィ)、5W(クリーク)、7W、9W、11W、13Wがあります。
昔は木で出来ていたのでウッドと言いましたが、今は色々な素材が使われています。
アイアンより簡単に球が上がるのが最大のメリットです。
例えば18度のヘッドはアイアンでは2番ですが、ウッドでは5Wです(メーカーにより多少異なる場合もあります)
アイアンと同じロフト角なら大抵の場合フェアウェイウッドの方がクラブは長く出来ています。
2番アイアンでは相当速いヘッドスピードがないと球が上がって止められませんが、5Wなら2番アイアンよりも上がって止めやすいです。
アイアンよりも芯が広いのでアマチュアにはメリットの方が多いと私は思います。
アイアンとフェアウェイウッドの中間のユーティリティ(ハイブリッド)クラブもあります。
フェアウェイウッドは昔は5Wくらいまでしかありませんでしたが、最近は球を簡単に上げやすいクラブとして色々な番手が出ています。
デメリットとしては、球が上がるのでアイアンに比べ風の影響を受けやすい事と、長さが長く、ヘッドの形状も大きい為、慣れないと操作性が悪い可能性があります。
フェアウェイウッドが苦手な人の特徴と治し方
球が簡単に上げられてメリットが多いクラブですが、フェアウェイウッドを苦手としている人も多いのではないでしょうか?
ここではフェアウェイウッドを苦手としている人のパターンと治し方をいくつか紹介します。
パターン1
飛ばそうとするあまりダウンスイングが速くなり、体重が右に残る。
このパターンはフェアウェイウッドを苦手としている人で一番多く見うけられます。
アドレスした時から力んでいるので、バックスイングがゆっくりになりすぎて、ダウンスイングだけがやたらと速いせいで体重が右に残って、ボールの手前が最下点となります。
このような人は、まずアドレスで肩の力を抜いてリズム良く振ることを心がけましょう。
スイング中グリップの力加減を一定にしてフィニッシュをバランス良くとりましょう。
フィニッシュがバランス良く左足の上で決まれば、スイング中も体重は左に乗ってきます。
練習では、力を抜く為の往復素振りや、体重を左に移す為、フィニッシュで3秒止まる練習をして下さい。
パターン2
球を上げようとしてクラブが下から入りすくい打ちになる。
このパターンの人はトップが低いか、トップでシャフトクロスしている場合が多いです。
後方から見たとき左腕が右肩より下にあるのならトップが低いです。
腕を縦に使う意識でバックスイングをとり、トップを高くしましょう。
トップでシャフトクロスしている人は力を抜いて往復素振りを多くしてもらう事でスイングプレーンが安定してその結果トップのシャフトクロスも治ります。
どちらのタイプもダウンスイングでクラブが寝て(横になって)います。
クラブを立ててダウンスイングをして緩やかなダウンブローで打ち込む意識を持ってください。
パターン3
タメが強くインパクトで打ち込みすぎている
ダウンスイングでタメが強くなりすぎて打ち込む人もフェアウェイウッドが苦手な傾向があります。
フェアウェイウッドは緩やかな軌道で払い打つとソールが滑ってくれますが、打ち込みすぎると地面に突っかかりうまくコントロールができません。
このようなタイプの人はティーアップしたボールを打つ練習をする事により横から緩やかな軌道で打つ練習をしましょう。
アイアンは得意な人が多いのでクラブセッティングを見直すのもいいと思います。
フェアウェイウッドをうまく打つコツ
フェアウェイウッドを使う場面は、それなりに距離がある時だと思います。
しっかり振らないと届かないという思いが強すぎると力んでミスが多く出ます。
まずはいつも通りの振りができるようにプレッシャーをかけすぎない気持ちが大事です。
ライを見極めることも大切です。
フェアウェイにあるのか、あったとしても平らな場所なのか。
ラフに入っていて本当にその番手で出るのか。
たとえ打ち方が良くてもボールがすっぽり埋まったラフから3Wでいつも通りの距離を出すのは不可能です。
冷静な判断がゴルフには不可欠です。
フェアウェイウッドはソールが広く、緩やかな軌道で打てれば多少ボールの手前から入っても滑って打てます。
上半身をリラックスしてリズムよく打ちましょう。
振れば勝手に飛ぶクラブそれがフェアウェイウッドです。
まとめ
フェアウェイウッドが苦手な人はそもそも練習量が足りない人が多いです。
普段の練習を思い出してみてください。
アイアンと同じ練習量でしょうか?
苦手意識があるとコースでの力みにつながります。
もし練習場でもうまく打てないのなら、小さいふりからミートさせる練習から始めるといいでしょう。
フェアウェイウッドが得意になれば残り距離が長くても気持ちに余裕が生まれ、スコアアップが望めますよ。
それではより良いゴルフライフを(^^)/