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ゴルフの打ちっ放しで上手くならない人必見!球筋を変えやすい打席

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ゴルフの練習はどこでしていますか?

大抵の人はゴルフ練習場、俗に言う「打ちっ放し」で練習しているのではないでしょうか。

その打席の選び方にこだわっていますか?

もしかしたら打席の選び方を変えるだけで上達の度合いが変わるかもしれません。

読むゴルフ中の人
読むゴルフ中の人
えっ!マジ!?

と思った人も

読むゴルフ中の人
読むゴルフ中の人
俺は長嶋茂雄の3のついた打席しか使わん!

って人も最後まで読んでくれると嬉しいです。

打席によって球筋を変えられる?

結論から言いますと、打席によって打ちやすい球筋や打ちにくい球筋というのは存在します。

・スライスを治したい場合は左側の打席

 

・フックを治したい場合は右側の打席

これを覚えておいてください。

このことを知っているだけでスイング軌道を修正しやすくなります。

同じお金を払ってゴルフの練習をするのなら少しでも効率良く練習した方が良いに決まっています。

これから何故その打席を選ぶと球筋が変わるのか説明していきます。

何故ゴルフは球が曲がるのか

まずはじめに知っておいて欲しい事があります。

それは何故球が左右に曲がるのかと言う事です。

球が曲がる原因には2つあります。

その1

スイング軌道

その2

インパクト時のクラブフェースの向き

です。

この2つの要素によって球筋が決まってきます。

こちらの図をご覧ください↓

これはクラブの軌道をインパクトでのフェースの向きによって球筋が全部で9種類ある事を示した図です。

多くのスライスを打つ人はアウトサイドインの軌道でインパクト時のフェースが右を向いています(図の7)

フックを打つ人はその逆で、インサイドアウトの軌道でインパクト時のフェースが左を向いています(図の3)

 

何故打席によって球筋が変わるのか

それでは本題の何故打席によって球筋が変わるのかを説明していきます。

まずスライスを打つ人のほとんどはアウトサイドインの軌道で振っています。

このような人がスライスを減らそうと思ったらやる事は2つです。

・アウトサイドインの軌道を治す

・インパクトでフェースが右を向かない様にする

この2つが治れば必ずスライスは出なくなります。

肝心の打席なのですが、一番左の打席で打ちましょう。

理由は一番左の打席は左からせり出してくるネットが気になるからです。

要するに、アウトサイドインで振ると球がネットにあたるので、自然と軌道が治ってくるのです。

治る過程はこんな感じ

1、普段通り打って左のネットにあたる

2、真っ直ぐ飛び出て右に曲がる

3、真っ直ぐ飛ぶようになる

4、右に飛び出て戻せるようになる

では解説します。

1、普段通り打って左のネットにあたる

先程もお伝えした通りスライスを打っている人はアウトサイドインの軌道です。

通常、球の飛び出す方向は振った方向です。

左側にネットがある場所では左に振るとネットに当ります。

(始めから右に飛び出てスライスする人は次からとなります)

2、真っ直ぐ飛び出て右に曲がる

何度も左のネットに当てていると当てない様にスイングの軌道を変えて打つようになります。

そのため軌道はアウトサイドインからストレート(正確にはイントゥイン)もしくはインサイドアウトに振るようになります。

しかし軌道を変えるだけだと球は余計に曲がります。

図で説明します↓

今までこのように打って狙ったところに飛んでいたのが軌道が変わった分だけ更に右に曲がるようになります。

3、真っ直ぐ飛ぶようになる

しばらく右に曲るのを続けて行くと、右に曲がらない様にフェースが開かないで打つ様になります。

フェースを開かず上げてそのまま下すパターンと開いたフェースを戻して当てるパターンがあります。

ここでは、どちらのパターンでも良いのでインパクトでフェースが開かないで打てているとします。

ストレートの軌道で打てていてフェースが開かなければ球はストレートボールになります。

4、右に飛び出て戻せるようになる

ここまで行くには練習が必要ですが、ストレートが打てるようになるとフェースの使い方がわかってきます。

右に振り出してフェースが開かない様になればフックボールが打てる様になるのでゴルフが断然面白くなってきます。

フックを治したい人は全て逆だと考えて下さい。

 

その他にもある打ちっ放しでの打席活用術

スライス、フック以外にも打席を上手く活用できます。

1階打席で練習するとアプローチの感覚が2階打席で打つ時より磨かれます。

2階打席で練習すると目線が上がるのを防ぎやすく「あおり打ち」になりにくいです。

球が上がりスピン量が多い人は2階打席で練習しましょう。

2階打席の方がボール代が安い打ちっ放しがほとんどです。

スクール打席の横で練習すればスクールで教えている内容がどのような事か、スクールの先生やどのような感じでレッスンしているのか観察出来ます。

もしスクールに入ろうか迷っているのなら一度スクール打席の横で練習してみるのがオススメです。

あまりチラチラ見ていると不審者だと思われて練習場から追い出されるかもしれないので注意しましょう(そんな人見た事ありませんが)

初心者や女性はスクール打席の横で練習するメリットはまだあります。

それは教え魔はスクール打席の近くでは教えないからです。

横でレッスンプロが教えているのに、近寄ってきて教えてくる教え魔はほとんどいません。

練習に行くたびに教え魔に出くわして困っている方はスクール打席の横で練習して下さい。

ちなみに教え魔対策はこちらの記事でも書きましたのでご覧ください↓

練習場に行って教え魔にあった時の対処法!初心者や女性は要注意!

初心者は上手くボールを当てられず、他人の目が気になるものです。

スクールに通う人は初心者も多く、その横で打っていれば、自分の下手さをカバーできます(笑)

練習場では良くてもコースだと思うように打てない人は、1階のドアの前の打席で練習しましょう。

練習場に出入りする人に見られることで、プレッシャーに強くなります。

寒がりの人は打席のどの場所にヒーターが設置してあるかも重要です。

練習場によっては、全ての打席に小型ヒーターが設置してありますが、通常、大きな業務用ヒーターが設置してあると思います。

その前の打席なら温かく練習することが出来ます。

あなたが寒がりではなくても、誰かと一緒に行く時は「5番打席の後ろにヒーターあるからそこにしようか」と提案すれば、気遣いが出来るいい男アピールが出来ます。

イケメンではないあなたは女性とゴルフをする数少ないチャンスを、頭をフル回転して恋のアプローチしましょう。

この場合はあなたの練習なんてどうでもいいです!

ゴルフは技術以上に大切な事があるのです。

・・・ってもはやゴルフではないか(笑)

まとめ

どうですか?

練習打席一つ選ぶにしてもゴルフの上達のスピードや恋愛内容まで変わって来るかもしれません。

いつものように、何も考えず長嶋茂雄が3番だから今日も3番打席と決めている人と、どちらが上手くなるかなんて一目瞭然。

練習場での打席選びから、イヤ、メールで気になる女の子に打ちっ放しを誘う所から戦いは水面下で始まっているのです。

それではより良い恋愛ライフを(^^)/

ゴルフ練習場で初心者が気をつける事 初めてでも大丈夫

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