この記事にたどり着いたということは、ゴルフインストラクターになりたてで右も左も分からないって人のはず。
ならばレッスン歴10数年の私が教えましょう。
ゴルフレッスンとは何ぞやと言う事を!
そして、私のアドバイス通りに行動すればあなたも優秀なインストラクターになること間違いなしです。
ってことで、今回はゴルフインストラクター初心者に向けて伝えたい3つことを紹介していきます。
ゴルフインストラクターになったならこの3つに注意しろ!
今回お伝えするのはゴルフインストラクターの中でも、雇われてインストラクターになっている人向けの内容です。
その点ご理解下さい。
あなたはこれからのインストラクター人生に小さな不安や夢を抱いているかと思います。
私もインストラクターになりたての頃は大きな夢や野望を抱いておりました。
このように思って期待と不安を胸にゴルフレッスン活動を始めました。
しかしやってみるとゴルフレッスンはなかなか難しく自分の思ったように行かないことの方が多いのが現状です。
色々お伝えしたい事はありますが、ゴルフレッスンをやる時に知っておくと良い3つのポイントをお伝えします。
1・複数人でレッスンしているのなら自分勝手にレッスンしてはいけない
2・ゴルフの腕前を少しでも上げるべし
3・一番大切なのは何を伝えたかではない
この3点です。
これを知らずにレッスンしていると必ず痛い目を見るので注意して下さい。
それでは1つずつ説明していきます。
複数人でレッスンしているのなら自分勝手にレッスンしてはいけない
ゴルフインストラクターになりたての人は折角ゴルフインストラクターになったんだから人気になりたいと思っていることでしょう。
そもそも、このような思いがない人はゴルフインストラクターに向いていません。
少しでも良いレッスンを提供して人気になろうとする思いは重要です。
しかしこう思うあまり間違った方向に行ってしまうと単なる自己中インストラクターになってしまいます。
特に同じ場所で複数人でレッスンしている場合。
1人の生徒さんが色々な先生に見てもらえるような所でレッスンしている場合は注意が必要です。
実際に私の周りであった話を紹介します。
M君はゴルフインストラクターになりたての若手社員。
複数人のゴルフインストラクターがいるインドア練習場でレッスンしていました。
最初は周りのインストラクターの様子を伺いながらマニュアルに沿ったレッスンをしていましたが、ある時期から段々変わってきます。
前回違うインストラクターに腕を使わないように指導されていたにも関わらず真逆のことを教えています。
生徒さんも前回教えてインストラクターも困惑しています。
おそらくその場の動きだけ見て悪い動きを注意したのだと思います。
しかしこのように前回と真逆のレッスンをしたり、違うインストラクターを批判したりするのは良くありません。
この時は生徒さんはそのインストラクターに言われた通り腕を振っていましたが、問題はそのあと。
私が違うインストラクターからM君になんであのようなレッスンをやったか聞いてと頼まれたので
このような回答が返ってきました。
振り遅れていたら腕を振ることで体と同調させようとしているのは分かります。
それでもまずは生徒さんが何に取り組んでいるのか聞いたり、前回の履歴を見たりすることは大切です。
このような感じでM君は平気で自分のその時思ったことを言うようになっていきました。
当然周りのインストラクターはいい気分はしません。
注意してもこのような感じが続いて、ついには他のインストラクターとコミュニケーションすら取らなくなっていきました。
その後入社してから半年程でM君は会社を辞めていきました。
複数人で1人の生徒さんを教えている場合、何を中心にやっているのか知ったうえでレッスンすることが大切です。
このようなスクールでは大まかな指導方針があるはずです。
その指導方針にそってレッスンするので生徒さんもどのインストラクターに習っても安心できるのです。
それを無視して自分よがりのレッスンをすると生徒さんも他のインストラクターも困るので注意しましょう。
ゴルフの腕前を少しでも上げるべし
ゴルフインストラクターになる人はいろんな人がいます。
トーナメントを諦めてレッスンをしている人や、最初からレッスンがしたくてインストラクターになった人、普通のサラリーマンから転身してきた人など様々です。
いくら教えるのと自分の技術は比例しないと言われていても、生徒さんは下手な先生に教わるよりかも上手い先生に教わりたいと思います。
それに加え、インストラクターの間でも余りに下手だと下に見られます。
こちらの記事に書きましたがヒエラルキーは存在します↓
これは同じ資格のインストラクターでもゴルフの上手さで判断される場合もあります。
もちろん、上手ければラウンドレッスンでも説得力が増しますので、ゴルフの腕前は上げられるように努力した方が良いでしょう。
一番大切なのは何を伝えたかではない
レッスンの難しい所は生徒さんが望んでいる事が先生が望んでいる事と一致しない場合があるからです。
生徒さんが望んでいることは人によって様々。
アスリートゴルファーなら少しでもスコアを伸びるように努力するかもしれませんが、年配の人は健康の為にスクールに来ているかもしれません。
それだけではなく、インストラクターが伝えていることが必ずしも生徒さんに伝わっているとは限りません。
例えば、腕を使いすぎているのをインストラクターが治そうとしています。
このように腕の使い過ぎを治そうと10分程レッスンしていたとします。
このような場面はしょっちゅうです。
生徒さんにこちらの伝えたい事が全く伝わっていない場合もあるのです。
現在でもどうレッスンすれば良いのか悩み中です。
ゴルフインストラクターになりたての人に伝えたい3つのことのまとめ
今回はゴルフインストラクターになりたての人に伝えたい3つのことをお伝えしました。
ゴルフインストラクターになりたての時は情熱があり、
と意気込んでいるかと思います。
その情熱が違う方向に行ってしまうと生徒さんにとってもあなたにとっても辛いことになります。
何が生徒さんにとって最善なのかを考えレッスンすればおのずと良いインストラクターになれるはずです。
偉そうなことを言いましたが私もそれが分からず日々努力している次第です。