いろいろ レッスン

今と昔のゴルフスイング理論の違い

投稿日:2019年7月2日 更新日:

ゴルフは歴史の古いスポーツです。

14世紀にイギリスのスコットランドで発祥した説が一般的です。

他にも様々な発祥説がありますが、ゴルフが文献に初めて登場するのが1457年にゴルフ禁止令がスコットランド国王から出されたとあります。

1457年って日本だと室町時代ですからね!

もうすでに日本との格差が!

日本では領地を奪い合う醜い戦いをしているのに、スコットランドでは優雅にゴルフをしています。

日本には1901年に4ホールの手作りのコースが始まりです。

のちの神戸ゴルフ倶楽部となります(1903年)

ゴルフの歴史の話はいつかするとして、今回はパーシモンの時のゴルフ理論と今のゴルフ理論の違いについて見ていきたいと思います。

道具の進化により理論も変わる

ゴルフ理論はクラブの進化に合わせて変わってきました。

例えるならインベーダーゲームが流行った時はひたすらボタン連打で敵を倒していたのが、スーパーファミコンでは自動で連打ができるコントローラーが出た感じですね。

パーシモンのクラブは今のクラブより重く、ヘッドは小さいです。

ヘッドが小さいということは重心距離が短いのでヘッドが返りやすいです。

そのため、クラブフェースを開閉(ローテーション)させて打っていたのです。

さらに糸巻きボールは今のボールよりスピン量が増える為、ドライバーはアッパー軌道でスピン量を抑えて飛距離を出すため、体重移動をして、いわゆる逆Cのインパクトからフォローをしていました。

今のプロに比べて、ドローを打つ選手が多いのはこの為です。

なんかアイツ飛んでねぇ?

確かに飛んでるな。

あの逆Cのフィニッシュ真似すれば飛ぶんじゃねーか?

じゃやってみるべ!

おっ!なんかドローで飛んでるぞ!!!

って現象がプロの中で起こっていたのだと推測されます。

道具が曲がりやすいため曲げるのを前提として攻める選手も多いため、変則的なスイングの選手も多かったです。

アイアンは今のマッスルバックのような形が主流だったので、上から潰すように打つので、

「タメ」が必要でした。昔のアイアンは重心位置が高いので横から払う打ち方だと芯にうまく当たらないからです。

パターにしても、今ほどグリーンが速くなかったので、今よりインパクトを強く打つ選手は多かったです。

代表的な選手は青木功プロでしょう。
今ではトーナメント中継で真剣にプレーしている最中の選手に話しかけに行ったり、他の解説者と話がかみ合っていなかったりと、やりたい放題のおじさんですが昔はすごかったんです!

独特な構えからパチンと打つ打ち方は現代ではほとんど見られません。

現代ではクラブが昔に比べて軽く大きくなっています。

ヘッドが大きくなるとヘッドを開閉(ローテーション)させると、ヘッドが返ってこないためローテーションは昔に比べ抑えてきています。

ボールの進化によりスピンが抑えられて来ています。

クラブの重心も下がってきているので昔に比べ打ち込む必要はなく緩やかな軌道で払う打ち方に変わってきています。

昔の選手のような強烈な「タメ」をするプロは少なくなりました。

クラブやボールの進化により昔より曲がりにくくなっています。

そのため似たようなスイングの選手が多くなってきています。

効率化を求めると仕方がないのでしょうね。

見ているほうは個性的なスイングの方が楽しいのに。

ガンダムの世界でも主人公が一人だけガンダムに乗っているから、ガンダム強え~ってなるのであって、アニメに出てくる機体がガンダムとシャアザクが沢山いたら見ているほうも、つまらないですよね。

道具の進化のおかげで球が曲がりにくく、体を鍛えているのは当たり前になってきているので昔より距離も伸びてきています。

グリーンは昔より硬く速くなっています。

その影響で、インパクトを強くするよりストロークのふり幅で運ぶように打つ選手が多くなっています。

変則スイングが消えて同じになった?

最近の若い選手のスイングを見てください。

みんな似たような綺麗なスイングをしています。

細かく見ると様々なところは違いますが、大雑把にいうと似ています。

小さいときから英才的にゴルフを覚えると、力の無いジュニアはみんな似たような動きになります。

子供が無駄な動きをするとうまくクラブが振れないからです。

まさに量産型プロゴルファー!

先ほどガンダムとシャアザクと言いましたが、

もはや量産型ならば、ジムとザクですね。

大量のジムとザクとの戦争。

今の技術があの頃にあったならそんな話になっていたのかもしれません。


パーシモンを使っているくらいの時は小さい時からゴルフをやっていた人は少ないので大人になってからゴルフを覚えたプロが多かったです。

大人は筋力もあるので、多少変則的な動きをしていたとしてもインパクトで合わせることが出来たことと、球を曲げて攻める選手が多かったのです。

今からプロになるには?

昔は大人になってからゴルフを始めてプロを目指す人もいました。

今の時代、大人になってからゴルフを始めてトーナメントで優勝出来るようなプロになる事は極めて困難でしょう。

日本の野球やサッカーと同じで小さい頃からゴルフの英才教育をしている人が多くなってきたからです。

あなたが、イヤ俺はサラリーマンを辞めて今からプロゴルファーになって美女と楽しいことをイッパイするために死ぬ気で頑張るんだ!

このように思っているのなら止めはしませんが。

もし、貴方が自分の子供にゴルフをさせてトーナメントで優勝出来るような選手にしたいのであれば、小さい時から信用できるプロに習って、最新の道具でゴルフを覚えさせる事をお勧めします。

子供のうちからゴルフスイングを覚える事で、無駄のない効率的な動きを身に付けることができるからです。

もちろん、本人のやる気がないのに無理やりやらせるのは可愛そうだとは思いますので、参考にしてみて下さい。

まとめ

最後は少し話が脱線してしまいましたが、道具の進化によってスイングは変わっています。

これからも道具は進化するでしょう。

今のスイングに満足するのではなく、常に探究心を持ってゴルフに取り組むのも一つの楽しみかと思います。

もし、今回の話で昔のスイングと今のスイングの違いに興味を持ったら動画などで見比べてみるのも面白いですよ。

それでは良いゴルフライフを(^-^)

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