プロの様な伸びのあるアイアンショット打ちたくないですか?
プロが打ったアイアンショットは伸びのある球でなかなか落ちてきません。
しかも飛ぶだけでなくピタッと止まります。
その理由はダウンブローに打てているから。
ダウンブローに打つことができればプロのみたいな球を打てる様になります。
と言うことで今回はアイアンでダウンブローに打ちたいのならボールの位置は左が良いよって話です。
この記事を読めばダウンブローが身につく可能性が・・・。
なぜアイアンはダウンブローで打つのが良いのか
アイアンショットはダウンブローに打て!
最近のアイアンは払いうちが正解。
こんな言葉聞いたことありませんか?
そしてほとんどの人は
なんて思っているかと思います。
真逆とまでは言わないけど、ダウンブローと払い打ちではイメージは変わりますもんね。
現役でレッスンしている私の結論は
プロゴルファーはアイアンショットを打つ時は少なからずダウンブローで打っています。
トーナメント中継を見ていてプロが打ったら芝が前に飛んで行ったのを見たことがあると思います。
あれはボールの先の芝が飛んで行っています。
ゴルフ用語でターフと呼びます。
引用:https://pro-golfacademy.com/zatsugaku/1779/
アマチュアが良くやるようなダフって芝が飛んでいるのではなく、ボールを最下点の手前でとらえてその後芝に当たるのでボールの前の芝が飛んでいくのです。
ではなぜ払い打てなんて書いてある記事や本が出ているのか。
それは昔に比べると鋭角なダウンブローが必要無くなったからです。
最近のアイアンは払い打てと言われる理由
昔はダウンブローが強調されていましたが、最近はむしろ払い打ちが正解みたいに言われたりもします。
その理由はアイアンの進化によるものです。
昔のアイアンはクラブヘッドが薄く重心が高い位置にありました。
引用:https://sports.dunlop.co.jp/golf/products/clublibrary/iron/pr02016000.html
重心が高い位置にあるのでロフトを立てて上から打ち込む必要があったのです。
しかし最近のアイアンはヘッドが大きくなっていて低重心になっています。
ゼクシオのポケットキャビティと言われるようなアイアンが代表的です。
引用:https://shop.golfdigest.co.jp/newshop/f/dmg_0000654747
重心が低い位置にあるため芯が広く横から払い打っても昔のマッスルバックアイアンよりも飛ぶようになっています。
しかしこのようなアイアンでもロフトを立ててダウンブローに打った方が飛距離も出てスピンもかかります。
あくまでも昔に比べて払い打っても飛距離がでるということです。
プロゴルファーはインパクトで手元の位置がアドレスより目標方向に出たハンドファーストの形になっています。
つまり最近のプロゴルファーを見てもアイアンはダウンブローで打っているのです。
アイアンでダウンブローに打ちたいのならボール位置は左で練習しよう
ダウンブローに打つのが良いとわかったところで次はどう練習したら良いでしょうか?
ダウンブローの練習方法は後で説明するとして、普通に練習するときはボールの位置が重要です。
よくダウンブローで打ちたいからボールの位置を右にして練習している人がいます。
ボールを右に置くのは一時的にはダウンブローとなりますが、続けて練習していると逆効果となります。
なぜアイアンをダウンブローで打つならボールの位置が右ではなく左が良いのか説明していきます。
アイアンをダウンブローで打つならボール位置が左が良い理由
それではなぜダウンブローに打つにはボールの位置左が良いのでしょう。
ほとんどの人が
こう思うはずです。
アドレスの手元の位置が同じで、同じスイングをすればボール位置が右の方が最下点の手前で打てるのでダウンブローになるからです。
ではなぜボール位置が左が良いのか。
ボール位置が右にある方がダウンブローになるのですが、ずっと右で練習しているとリリースしても当たるため徐々にハンドファーストが弱くなってきます。
多くの人が体重移動もしなくなり腕で合わせようとするのです。
ボール位置が左にあればリリースするとダフるかトップします。
ボール位置が左にあれば自然と体の回転で打つことになりダウンブローに打てるようになるのです。
ダウンブローを身に着けたいのであれば最初は当たらなくてもボール位置は左で練習しましょう。
アイアンのダウンブローが身につく練習方法
ダウンブローで打つための練習方法をお伝えします。
ダウンブローに打つ練習方法もいろいろありますが、練習器具無しで簡単にできておすすめなのが腰から腰のスイングです。
バックスイングで手元が腰の位置から切り返して打つだけです。
腰から切り返せばリリースする時間がなく自然とダウンブローに入ります。
ポイントはクラブをあまり上げすぎないこと。
本人がやっているつもりでもクラブが上がってしまってはリリースされてダウンブローには打てません。
もし流れの中で打つのが難しければ、腰の位置で止まってから打つと良いでしょう。
アイアンでダウンブローに打ちたいのならボール位置は左が良い理由まとめ
今回はアイアンでダウンブローに打ちたいのならボール位置は左が良い理由を説明しました。
ボール位置が左ならリリースするとダフりやトップになります。
ボール位置が左にあるからこそダウンブローの軌道が身に付きます。
アイアンをダウンブローに打つことができれば今まで以上の飛距離を出せてゴルフが簡単になると思いますよ。