研修生になり半年がすぎ、お金も少しずつ貯まってきました。
毎月4万位ニギリで取られていましたが、定休日以外すべて仕事をしていたので、20万くらいは貯まりました。
今回は私の失敗談をお伝えしようと思います。
前回の話はこちら↓
それでは参ります。
ドライバーを買う選択
私の持ち球はスピン量の多いフケ上がったスライス。
スピン量が多すぎて大きくは曲がらないので、よく言えばフェードです。
毎日回っている先輩からは「ドライバー変えれば」と言われていました。
私が使用しているドライバーは父から貰ったドライバー。
自分に合っているか、いつのモデルかわからずに使っています。
ドライバーを替えるにはお金もかかるしいつも悩んでいました。
ある時私一人でコースを回っていたら、コース管理の人がやってきて、ちょっとドライバー打たせてと言ってきたので打たせました。
そのコース管理の人は昔研修生を違う場所でやっていたらしいです。
「これドライバー替えたほうがいいんじゃないか?」とコース管理の人も言っています。
私もそろそろ買おうと思っていたので、その日にゴルフショップに行きドライバーを探しに行きました。
このような感じで店員さんに話しかけると、試打室で数本のドライバーをデータを取りながら打ちました。
「データを見るとこのクラブがいいですね。」と言われたので思い切って買いました。
ニギリで取られるくらいなら、これを買ってニギリの負担を少しでも無くせれば良いと思い大胆な行動をしたのです。
試打に30分位付き合ってくれた店員さんにも悪いので、買わないといけないような気もしていたのだと思います。
値段は8万くらいでした。
ドライバーを相談なく買った結果
次の日先輩にドライバーを買ったことを伝えました。
「なんで相談せずに買ったの?」
と言われたので、昨日コース管理の人に替えたほうが良いと言われたので。と伝えました。
先輩はさんざん言っていたのに相談なく買ったことにご立腹です。
私も、口下手で上手く説明できなかったので悪いのですが、先輩の言う通りです。
しかも買ったドライバーが高反発のドライバー。
この当時、高反発の規制がプロの間で入るかどうか微妙な時でした。
その当時、私は何の知識も無かったので、高反発がプロテストで使えないことを知らなかったのです。
「しかも高い金出して定価で買って、おまけに高反発。どうしょうもないな!」
思い切って大金出して買ったのに滅茶苦茶ブルーな気持ちになりました。
後から考えるとなんてバカな事だったのだろうと思いますが、買ったときはその間違いに気が付いていなかったのです。
せっかく高いお金を払って初めて買ったドライバーがみんなにダメ出しされました。
プロはそんな私を可哀そうに思ったのか、まぁプロテストに行けるようになる頃には新しいのを買い替えるだろうから。と励ましてくれました。
ドライバーの取り換え交渉
値段は良いとして、高反発なのは許せません。
一番悪いのは誰にも相談しなかった私ですが、研修生と伝えているのに高反発を売るとは。
昨日買った店に早速行きました。
もちろんダメです。
打球跡がついているので無理と言われました。
高いお金を払ってこっちも買っているので引き下がれません。
「じゅあ、高反発じゃなくて、似たようなものと替えてください」
この店では中古クラブも取り扱っています。
私の気迫に負けた店員が渋々探してくれることになりました。
とんだクレーマーです。
この時も誰にも相談せず一人で突撃です。
せめて先輩を連れてきていれば、店員さんよりなにか良い方法を思いついたかもしれませんが、相談するという考えが私にはありませんでした。
他店にも色々確認してくれるらしくこの日はドライバーを預けて帰りました。
次の日先輩とプロに報告すると、「だから最初から相談すれば良かったんだ!」と言われ、その後クラブを替えるたびにネタにされました。
1週間後
ついに注文していたクラブが届いたので、ショップに取りに行きました。
クラブの事はよくわからないので、店員に言われるがまま受け取り、無事低反発のドライバーを手に入れることができました。
ドライバーを替えたが実際は?
今まで使っていたドライバーより、多少スピン量が抑えられ良くなった気がします。
が、それだけでスコアが出るという事はありません。
もともと、ドライバーはあまり曲がらなかったので、距離が伸びればいいなと思っていましたが、たいして変わりません。
まぁ、ゴルフはそんなに変わらないって事ですね。
まとめ
初めてのクラブ選びは大失敗に終わりました。
今の様にネットで検索ができれば、こんな失敗はしないのかもしれませんが、若いという事もあり、大失敗でした。
とりあえず、お金が無いながらも、新兵器を手に入れる事ができたので、気分新たに頑張っていきたいと思います。
それでは。