いろいろ コースマネジメント レッスン

ゴルフのマネジメント。100切りの為の基本的な考え方

投稿日:

ゴルフはなかなか思ったように行きませんね〜。

ところであなたは100切りしてますか?

ゴルフの基準の1つとして100が切れるかどうかは初心者から中級者になる目安だと思います。

ネットで調べると100切りをした事のある人はゴルフをしている人の中で3割程度だそうです。

今回は技術的な事ではなく、マネジメントの考え方についてお伝え致します。

以前にも100切りの為の記事を書いておりますので、読んでいない人はご覧下さい↓

プロゴルファーが教える100切りの為の5つのコツ。初心者必見!

それでは行きましょう。

ゴルフマネジメントの考え方

ゴルフマネジメントとよく聞きますが、簡単に言うとその人のレベルにあったコースの攻め方がゴルフマネジメントです。

当然プロの攻め方と100切りを目指す人の攻め方は変わります。

例えるならプロであれば、ピンが左に切ってあって、左にマウンドがあるから1ピン右を狙うなどピンポイントで狙うかも知れませんが、100切りをするレベルであればとりあえずグリーンに乗せる。みたいな感じです。

 100を切る為に大切な事はリスクを避ける事です。

よく、狙った所だけ見てOBや池などは見るなと言います。

打つ時は意識しない方が良いと思いますが、その前の段階でどこを狙うか決める時にはしっかりチェックしておくべきです。

230ヤード地点の右ラフに池があるなら、しっかり意識して、池に届かない安全な選択をするのが100切りには大切です。

それにはまず自分の最大飛距離を知っておく必要があります。

ドライバーで最大何ヤード飛ぶのか。

もし最大で220ヤードであればドライバーでいいでしょうし、もっと飛ぶのなら3Wで打てば良いのです。

アイアンであれば、ナイスショットした飛距離と、自分のミスの傾向くらいは把握しておきたいです。

ある程度ミスが予測できればマネジメントもしやすくなります。

マネジメント力を高めるにはどうすれば良いのか。

コースマネジメントはどうすれば高められるのでしょうか?

これには色々な方法があります。

まずはコースを回った時に色々見渡すのがオススメです。

マネジメントを考えていないと、適当な場所にティーアップしてフェアフェイのセンターを狙いがちですが、 落ち着いて周りを見渡してみて下さい。

ティーアップする時も、右にするのか左にするのかだけでも景色が変わります。

OBや池など行ってはいけない場所を冷静に判断して、自分の実力で出来そうな事と、ミスしたらどうなるのか想像出来れば最高です。

セカンドショットでもグリーン周りがどうなっているのか確認して、もし、外すとしたらどこが良いのか考えられるようになると100は切れてきます。

先を読む力が大切です。

例えるのなら将棋のような思考です。

その1打だけを考えていては上手くはなりません。

次の手を読み、上手い人は5手先プロレベルになると何十手先まで読んできます。

ゴルフでもプロのような上手い人はピンポジションから逆算して最善の位置が何処か、そこに打つためにはどうすれば良いか。

もちろんリスクを考えたうえで実行に移します。

一つ例を出します。

400ヤードのパー4。

右はOBが続いていて、左は広いホール。

ピンはグリーンの右端に切ってあり、グリーン右はすぐにOB。

こんな状況だとするとどうしますか?

プロであれば、フェアウェイ左を狙いセカンドショットはショートアイアンなのでワンピン左狙いという人が多いと思います。

100切りの目指す人はプロと同じ考えではいけません。

もちろん、良いショットが続くこともありますがOBが右に続いているので、一番やってはいけない事はOBを出すことです。

その為にどうすれば良いのか考えるのが1番です。

ティーアップは右端にしてフェアウェイ左ギリギリを狙います(ショットの精度にもよりますが)

そうすればティーショットでOBに行く確率はかなり低くなります。

仮に左のラフに行ったとしても、100切りを目指すのであれば全く問題ありません。

セカンドショットが180ヤード残ったとして、狙いはグリーンの左が良いでしょう。

間違ってもピン方向に狙わないで下さい。

少し右に曲がったらOBです。

これではティーショットで左に運んだ意味がありません。

もし右に曲がったとしてもOBに行かないような狙いにするのが良いでしょう。

サードショットがピンまで40ヤード残ったとします。

ここで考えたいのは、グリーンエッジまでの距離とグリーンの傾斜です。

グリーンエッジまで近くそこから転がせられるようであれば、ランニングアプローチが安全です(ピンが右端に切ってあるのでこの状況であればグリーンエッジまで10ヤード以内である事が多いです。その為のセカンドショットの左狙いです)

ランニングアプローチなら多少ダフリやトップをしてもグリーンには乗ると思います。

これがサンドウェッジで40ヤードを上げて止めようと考えると、もしトップした時はOBに行ってしまいます。

100切りレベルであれば、打点が安定しない事も考慮して、ショットの選択をすべきです。

グリーンに乗せる事が出来れば2パットのボギーで収まる事が多いと思います。

いかにリスクを避け、自分が出来る事を冷静に判断する必要があるのです。

ここで上げたマネジメントは1例ですが、先の事まで考える事が出来るようになるとゴルフは上手くなるのです。

まとめ

今回はコースマネジメントの考え方についてお伝えしました。

ゴルフは頭を使うスポーツです。

マネジメントもあなたのショットの精度や球筋、飛距離によっても変わってきます。

今まではフェアウェイセンターやグリーンセンターを狙っていたかも知れません。

ラフだとしてもいいや、乗らなくてもいいやと考えられるようになれば100切りは近いかも知れませんね。

それではより良いゴルフライフを(^^)/

ゴルフ100切りの為のメンタル

-いろいろ, コースマネジメント, レッスン

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

ゴルフの打数の由来。バーディー、イーグル、コンドル?

ゴルフ用語って多くて覚えられな〜い。 文字にすると可愛いけれど、こう思っているオジサンは多いかと思います。 オジサンがこの言葉を発したらミゾオチにパンチをしてやりたいと思います。 もちろんその時はゴル …

パターの打ち方のコツ・パッティングを極めてスコアアップ

「これを決めればバーディーだ」 バーディーチャンス到来。 これを入れるのか外すのか、はたまた3パットになってしまうかでスコアは大きく変わってきます。 パター(パッティング)はスコアの約4割を占めます。 …

ゴルフで力んでも良いことないって!脱力すればスライスも無くなるぞ

読むゴルフ中の人はいどーも。PGAティーチングプロの読むゴルフです。   スライスを直すには脱力すれば良いって聞いたけど本当なの?   このような疑問に答えます。 先に結論を書くと …

オデッセイ、デュアルフォース ロッシー2の魅力を紹介

読むゴルフ中の人はいどーも。PGAティーチングプロの読むゴルフです。   パターって何使ってる?   読むゴルフ中の人私のパター?私はオデッセイのロッシー2ですよ。   …

ゴルフで グリーンのマナーを覚えよう。ラインの読み方もわかるよ。

 あなたはゴルフのグリーン上でマナーがあるのはご存じですか? もしかしたら知らず知らずに同伴プレーヤーに対して失礼な振る舞いをしている可能性があります。 こんな風に言われたことありませんか? …

プロフィール

PGAティーチングプロとして現役でレッスンしております。
高校卒業後ゴルフ場の研修生となったのちPGAティーチングプロになりました。なるべくわかりやすく記事を書いていきたいと思っておりますので宜しくお願い致します(^^)/

ブログ

PVアクセスランキング にほんブログ村