皆さん、こんにちは。
新年が明けて早くも二週間以上経ちましたが正月ボケが抜け切れていないオジサンです。
休みの日に、いつものようにゴロゴロしながらゴルフ雑誌やゴルフのニュースを見ていたら
面白い数字を目にしました。
42億 なんの数字かお判りでしょうか。
実は少し前になりますが2012年、韓国人プロゴルファーが日本、アメリカをはじめ世界各国のツアーで稼ぎ出した、おおよその賞金総額です。
なぜ、彼女たちがこぞって日本に来るのかというと、日本に比べて韓国国内の国内ツアーの数がとても少ないのが一つ、もう一つは賞金の額です。
賞金は日本の三分の一程度だそうです。
そこで今回は、昨年2019年に日本の国内ツアーで三回も優勝している韓国人プロゴルファーの申ジエ選手にフォーカスしてご紹介します。
申ジエ選手プロフィール
1988年4月28日生まれ 大韓民国の全羅南道霊光郡 出身
LPGAツアー参戦時に最終ラウンドで強さを発揮することから
FINAL ROUND QUEEN と呼ばれています。
かっこいいですよね。
お父さんの勧めで11歳の時にゴルフを始めます。
2003年中学3年生だった時に、母が申ジエ選手をゴルフ練習場へ送り、その帰り道に母が交通事故で死去しています。
母の死がきっかけで申ジエ選手が物凄い努力をして今の地位まで押し上げたのでしょうか。
時に大切な人の死は、深い悲しみといろいろなものを与えてもらえる気がします。
それから2005年に日本で開催された「日韓対抗中高生ゴルフ選手権」で優勝しています。
プロ転向
2005年に韓国女子プロゴルフ協会ツアーでアマチュア優勝しプロテストが免除され入会しました。
ここからが圧巻で、次の年2006年「韓国女子オープン」でプロ初優勝これを含めて3勝し新人王と賞金女王に輝きます。
バケモンかよと思いつつ勢いが止まらず
2007年「KB国民銀行スターツアー第4戦」優勝 これを含め9勝し、2度目の賞金女王に輝く。
さらにさらに、2008年もKLPGAツアーで7勝し3年連続の賞金女王に輝きます。
それからというもの、全米女子ツアー参戦1年目から、最多勝、新人王、シーズンMVP
さらに2年目はメジャー制覇と賞金女王。
2010年には世界ランキング1位を獲得しています。
開いた口が塞がらないとはこのことです
実は申ジエ選手は親日家?
ゴルフファンの間では有名な話ですが2011年「サイバーエージェントレディース」の賞金を全額寄付したり、2014年「meijカップ」の副賞であるお菓子10年分を寄付したりしています。
お菓子はアスリートにとっては天敵でしょうから要らないって事もあるでしょうが(笑)
他にもこれまでの賞金の一部を、障がい者施設や孤児院などの施設に寄付したりしています。
まとめ
今回は韓国女子プロゴルフ界の天才と言っていい申ジエ選手をご紹介しました。
2020年も1位を狙ってくると思いますが、日本の女子プロも負けじと活躍することを期待しています。
それではより良いゴルフライフを(^^)/