43cm。
43cmオーバーに打つのがカップインする確率が一番たかいという科学的データがあります。
そのデータを取ったのが、ショートゲームを教える専門家デイブペルツです。
デイブペルツはフィルミケルソンのコーチとしても有名で、パッティングの科学という本の中で43cmオーバーがベストだと言っています。
グリーン上の芝目、傾斜速さなどを考慮して導き出した数値です。
詳しく知りたい方はこちら↓
今回はゴルファーの悩みで多いパッティングの考え方についてお伝えしていこうと思います。
これを読んだあなたは別人に慣れる事間違いなし!
そもそもパッティングの練習してる?
この記事を読んでいるという事は熱狂的な私のファンかパッティングで悩んでいるかのどちらかですね。
ほとんどの人は私の熱狂的なファンだと信じていますが、そうでない人の為にパッティングについてお伝えしていきましょう。
パターが苦手で悩んでいる人の大半は、ショット程パッティングをしていません。
あなたも練習場に行ってショット練習は沢山してもパター練習はあまりしないのでは?
ゴルフは約3分の1はパッティングです。
スコアを良くしようと思ったらパッティング練習をするのが一番だと思いませんか?
なのに現実はスタート前10分程度するだけ。
ショット練習は仕事が終わって熱心に練習場に通うのに。
まずは苦手という前に、そもそも練習していないのだから苦手ではなく練習不足だという事を自覚しましょう。
酷い人になると自分はイップスと思い込む人がいます。
どんだけかまってちゃんだよ!
美人なら親身になって悩みを聞いて解決してあげますが
禿散らかしたオヤジがイップスだからパターさえよくなれば・・・
とか言っていたら、ゴルフ場の池に落としたくなります。
あなたが1日3時間以上パッティングの練習をしていてそれでもイップスかもと思うのなら、本当にイップスかも知れません。
だけどそのような人は今までほとんど見たことがありません。
そもそもテレビで見るプロのように入らないから安心しな!
あなたの理想を打ち砕く事になるのですが、そもそもパターって入らんよ。
そんなこと言うと
なんて声が聞こえてきそうです。
確かにテレビで見るとものすごく入っていますね。
しかしよく考えてみてください。
そもそもテレビに映るのってどんな場面でしょう。
基本的には優勝争いのシーンですよね。
優勝争いをするくらいだから、その週の調子の良い選手です。
プロなら調子が良いとショットは狙ったところに行くし、パターだってライン読みから、距離感、方向性までバッチリです。
もしくはロングパットが入っているシーンとか。
そのような選手だけがテレビに映ります。
デイブペルツによるとどんなに完璧なパッティングをしても3.6mのパットは48パーセントしか入らないらしい。
これは距離感、方向全てが完璧という条件です。
他にもアメリカPGAツアーのデータで2mのパットの入る確率は50%というデータがあります。
藤田寛之プロは2mが毎回入っていたら、毎週優勝出来るだろうと言っています。
感覚では30%位しか入っていないと言っていました。
藤田寛之プロと言えばパターの名手。
そのような人が2mは入らないと言っているのです。
あなたが入らなくても何も不思議ではありません。
ゴルフとは面白いもので、精神状態がプレーを左右します。
2mの距離を入らなくても良いから近づけてくださいと伝えると、ほとんどの人は寄せる事は出来ます。
しかし、2mを絶対に入れるという気持ちで打つと、先ほどとは明らかに違って大オーバーなんてこともしょっちゅうです。
初めから入ればラッキー位に考えられるようになると身体の緊張がなくなり、結果として良くなりますよ。
パッティングのコツ
私が思うパッティングのコツをお伝えします。
もちろん方向も大切ですが、それ以上に距離感です。
パッティングを苦手とする人の多くは距離感で悩んでいると思います。
左右に5m外すことは珍しいですが、前後に5m外すことは多いのがパッティングです。
もちろん、軌道やフェースの向き、リズムなど大切な事はありますが、まずは入らなくても良いので適当な気持ちでカップに近づけるような練習をしてください。
その練習を続けていると、勝手に方向も合わせられると思います。
細かいことは良いのです。
それよりも、なんとなく近づける方が結果は良くなります。
「そうはいっても・・・」
こう思っていたら、まずはその意識を変える必要があります。
だってどうせキッチリやっても出来ないんだから。
物事には段階と言うものがあります。
軌道を直したりするのはそれから。
以上説教終わり。
まとめ
自分がパッティング苦手だと思うそこのあなた!
うだうだ言ってねぇーでひたすら練習しておけ!
こっちは毎日5時間パッティング練習してても下手くそなんだから。
私より練習してそれでもまだイップスというのであれば、パッティングを上達させるのに特化したコーチに習いに行くことをオススメします。
それではより良いゴルフライフを(^^)/