皆さん、こんにちは。
皆さんはゴルフがいつごろから日本にきたのかはご存じですか?
最初のゴルフ場は1901年にイギリス人の貿易商人が神戸の別荘に4ホールを作ったのが始まりと言われています。
その時から数えると100年以上の歴史を経て、多くの人々に愛されているスポーツへと発展していきました。
そして、その中にはファンの心を熱くさせる「レジェンド」と呼ばれる名プレーヤーたちが数多く生まれています。
そして、その選手たちは、その後も語り継がれるような何かしらの逸話を残しています。
今回は、その逸話を交えながら日本のゴルフブームを支えた選手のひとりである「丸山茂樹選手」をご紹介いたします。
丸山茂樹プロフィール
選手名 :丸山茂樹(まるやま しげき)
生年月日:1969年9月12日生
身長 :169cm
体重 :79kg
出身地 :千葉県
出身校 :日本大学
所属 :セガサミーホールディングス
主な成績
・優勝回数13回(国内ツアー10勝 海外ツアー3勝)
・賞金ランク最高位 国内2位(1997年) 米国16位(2002年)
・2016年 リオデジャネイロ、2020年 東京オリンピックの2年連続でゴルフ日本代表のヘッドコーチを務める。
日本のゴルフ界の一時代を築いた選手で、ゴルフを知らない人でも聞いたことがあるのではないでしょうか。
普段はいつも笑顔ですが、プレーは対照的で、非常に繊細なプレイスタイルであるため、海外では「Smiling Assassin(笑顔の暗殺者)」と呼ばれていたこともあります。
そして、その愛嬌の良さから、日本のバラエティ番組にも多数出演。「マルちゃん」の愛称で、プレーだけでなく様々な場面で活躍を見せた選手です。
では、ここからはタイトルにある通り、丸山茂樹選手の逸話を紹介していきたいと思います。
丸山茂樹選手の奇跡のショット
「奇跡のショット」というほどですから、どのツアーのどんな場面だろうとイメージされる方が多いと思いますが、そのショットはとあるバラエティ番組の中で生まれました。
その番組名は2000年からテレビ朝日系列で放送されている「夢対決!とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」で、毎年、様々なトップアスリートをゲストに向かえ、とんねるずと対決をするというもので、その中でも、ゴルフ対決は恒例企画となっております。
ゴルフファンに限らず、スポーツファンにとっても普段見られない選手たちの素顔がみられるなど、とても人気のある番組ですよね。
その番組の中で奇跡のショットは生まれました。
ダーツショットという競技で、文字通り、ティーグラウンドから10メートルほど先に、大きなダーツの的のようなものが設置されており、ティーショットで的を狙い、中心に一番近い選手が勝利するといったもの。
それぞれの選手が交代で打っていくのですが、番組制作側がショットの臨場感を視聴者にお伝えしようという意図もあり、的の中心にCCDカメラを設置しました。
察しの良い方はお分かりかとは思いますが、丸山茂樹選手は・・・
CCDカメラ直撃ショット!!
をやってのけました。
CCDカメラはもちろん的ではありませんからゴルフボール1個入るぐらいしかスペースがありませんでした。
それに当てるなんて制作側も予期していないですから、現場は大騒ぎ。
結果論ですが、そのCCDカメラが壊れないように穴のところにアクリル板を張るなどして対応しておけばよかったんですが・・・
普通当たります!?
本当に奇跡のショットです。
しかも、その的に当てる前にとんねるずの二人に対して丸山茂樹選手は「CCDカメラ狙います」と宣言していました。
宣言通り当ててしまうというのは一流選手の証拠ですよね。
そして、このコーナーの勝利賞金は100万円だったのですが、CCDカメラを壊してしまったので、その弁償代として100万円を請求されたとか・・
悲しいことではありますが、こんなにも名誉ある弁償はありませんね。
丸山茂樹選手まとめ
いかがでしたか?
奇跡というものはどちらかというと偶然の産物の意味合いが強い時に用いられます。
しかし、この類の奇跡は偶然と言ってしまえばそれまでなのですが、丸山茂樹選手の絶え間ない努力に裏付けされていることを忘れてはいけません。
相当な練習をしてきたからこそ海外ツアーでも優勝できるような性格なショットを打てるわけですね。
皆さんもCCDカメラを壊すまでは必要ないですが、正確なショットを打つためにたくさん練習しましょう。
それでは良いゴルフライフを!(^^)!