いろいろ レッスン

ドライバーの飛距離を伸ばせ!ヘッドスピードアップの5つのコツ

投稿日:2019年7月3日 更新日:

ヘッドスピードが遅い5つの原因!飛距離を伸ばすコツがわかる

「あと20ヤード飛んだらグリーンが狙えるのにな~」

「あいつだけには飛距離で負けたくない」

「もうセカンドオナーは嫌だ」

こんな悩みを抱えている人はいませんか?

その悩みがこの記事を読んで少しでも解消できれば幸いです。


球技の中で一番飛ばせるスポーツ

球技の中で最も飛ばせるスポーツそれがゴルフです。

例えば野球なら130メートルほどでホームランですが、130メートルをヤードにすると142ヤードになるので男性なら7番アイアンほどでホームランと同等の距離が出せることになります。

プロであればホームランの約2倍ほどの飛距離が出せる競技がゴルフなのです。

飛距離だけがゴルフではないけれど、とはいえ今より飛んだら楽しいですよ。

貴方は今のままの飛距離で満足できますか?

・・・

わかっています。

できていないからこのページを見ているわけですもんね。

それではより遠くへ飛ばすためにどうすれば良いか考えてみましょう。


飛びの3要素とは?

貴方は飛びに関係する要素とは何かすぐに答えられますか?

体格?

センス?

風?

もちろんそれも間違いではありませんが、物理的なことを言うと飛びに関係する要素とは

「初速」 「打ち出し角」 「スピン量」

この3つの要素で成り立っています。

「初速」とはボールが打ち出された瞬間のスピードの事です。

「打ち出し角」とは横から見てボールが飛ぶ軌道と水平線が作る角度です。

「スピン量」とはボールにかかるバックスピン量の事です。

なぜヘッドスピードを上げる必要があるのか?

特に初速はヘッドスピードが速くて芯にあたることで上げることができます。

例えばヘッドスピードが35m/sの人がナイスショットした時の飛距離は約190ヤードです。

これがヘッドスピード50m/sの人になると飛距離は約280ヤードになります(様々な条件により異なりますが、ざっくりそのくらいです)

ヘッドスピードが35m/sの人が打ち出し角とスピン量が最適だもしても300ヤード飛ばすのはほぼ不可能です。

この記事ではヘッドスピードを上げる事について書いていきたいと思います。

平均のヘッドスピードは?

まず周りの人がどれ位のヘッドスピードがあるのか見ていきましょう。

男性の一般アマチュアの平均は38〜42m/sで飛距離にして200ヤード前後。

少し力の弱い人で33〜37m/sで170ヤード前後。

女性で33m/s以下で150ヤード前後。

ちなみにプロは48〜55m/sほどで飛距離が280前後と言われています。

当然の事ながらヘッドスピードが上がれば飛距離も伸びています。

タイガーウッズのヘッドスピードは55前後となっています。

貴方もヘッドスピード55あれば飛距離はタイガー並みになれるかも知れませんね。

ギネスには認定されなかったものの、ドラコンプロのマイクドビン選手が、2007年に551ヤードを出したという記録もあります。

ちなみにマイクドビン選手はヘッドスピード70あるらしいです。

最近は一般的な日本のコースではフェアウェイセンターに目標となるフラッグが立っている事が多いです。

レギュラーティーから230ヤード前後に設定されているところが多いです。

ヘッドスピードが遅い原因

ヘッドスピードが遅いのは様々な要素があります。

例えば、極端に重いクラブを使っていたり、そもそも体に異常がありうまく振れなかったりもするかも知れません。

ここで全てをお伝えする事は不可能です。

健常者が自分に合っているクラブを使っているはずなのにヘッドスピードが上がらない原因をスイングの面から何個か紹介します。

原因1

腕だけで振っていて体が回っていない。

原因2

ダウンスイングでのクラブのリリースが間違っている

原因3

スイングプレーンが間違っている

原因4

軸がブレている

原因5

体は回っているけど、捻転ができていない

私はこれだなと思うのはありましたか?

そもそも難しくてよくわからないって人もいるかも知れません。

でも大丈夫です。この後一つずつ探っていきます。

原因1「腕だけで振っていて体が回っていない」

飛ばそうとするあまり腕に力が入って腕だけで振っていませんか?

腕に力が入る事で体が回らなくなり、スイングが縮まってヘッドスピードが出ません。

腕と体の同調が出来ればヘッドスピードは上がります。

このタイプの人はボールを見すぎて頭を固定する意識が強い傾向があります。

練習方法は素振りで顔を左右に動かしましょう。

バックスイングでは顔を右に向けて、ダウンスイングでは左に向ければ、胸もいつもより左右に動いて体を動かしている感覚が掴めます。

原因2「ダウンスイングでのクラブのリリースが間違っている」

ダウンスイングで力が入り、クラブをすぐにリリースしていませんか?

逆にダウンスイングで肩の開きが早くて振り遅れてリリースが遅くなっていませんか?

正しい体の使い方を覚える事でリリースのタイミングも適正になりヘッドスピードは上がります。

リリースが早い人はダウンスイングで力が入り、体の回転より腕のが先に動く傾向があります。

その結果、体が止まりインパクト前ですでに左肘とクラブがまっすぐになります。

このタイプの人は球が上がってスピン量が多いのが特徴です。

右手を離して左手だけでクラブを持って素振りをしましょう(右打ちの場合)

そうする事でクラブがリリースされるのを防ぎます。

振り遅れてリリースが遅い人はダウンスイングで肩の開きが早い人が多いです。

結果インパクトでは肩が左を向きすぎて同時に手元も左に来るため振り遅れてしまいます。

基本的にはスライスに悩まされますが、手首だけで調節する人はまっすぐ飛んでも球が低くなる傾向にあります(手首を返しすぎて、左に低く飛ぶ人も多いです)

このような人は右手だけでクラブを持ち、顔を右に向けたままハーフスイングの素振りをして下さい。

こうする事により、肩が開かずにインパクト出来るので、結果クラブヘッドが走りヘッドスピードが上がります。

原因3「スイングプレーンが間違っている」

スイングプレーンとはクラブを振った時に出来る平面の事です。

この面が歪んでいると無駄な動きになりスピードが出ません。

例えば、ボクシングでストレートにパンチをした方が回して打つフックよりスピードが上がるような事です。

後方から見たときにトップで地面とシャフトが平行になった時、クラブヘッドが目標の右を向く事をシャフトクロスと言い、左を向く事をレイドオフと言います。

正しいスイングプレーンなら後方から見た時にクラブがまっすぐ動くので無駄がなくなりヘッドスピードが上がります。

シャフトクロスやレイドオフに悩んでいる人は、往復素振りをやって下さい。

トップからフィニッシュまでいったら(ハーフスイングやスリークォーターのが良い)そのままトップに持っていくのを、行きと帰りのリズムを揃えて素振りをする事で力が抜けて無駄な動きをしなくなります。

原因4「軸がブレている」

体の軸が左右前後にブレていませんか?

ゴルフの基本は軸に対する回転運動です。

体重移動を気にしすぎるあまり、軸がブレている人をよく見かけます。

コマを思い浮かべてみましょう。

芯がずれずにいるからこそ、高速で回転できます。

遅くなって止まりかけのコマほど芯が傾いてブレていますよね。

体の軸がブレている人のイメージはそんな感じです。

体重移動も全くしない訳ではありませんが、軸がブレるほどするようでは、かえってヘッドスピードは落ちてしまいます。

軸がブレている人は、両足を揃えて構えて振る練習や、片足で立って振る練習をしましょう。

強制的に体重移動が出来なくなり、軸が安定するのを感じるはずです。

原因5「体は回っているけど、捻転ができていない」

正面から見たときに、しっかり肩回っているように見えるけど。なんて声が聞こえてきそうですね。

肩回っていても、腰も同じくらい回っているならば体の捻転は出来ていません。

腰をなるべく回さずに肩を捻る事によって、上半身と下半身の捻れの差ができます。

イメージとしては、捻転ができていないスイングは一枚板が回るだけで、捻転が出来ているスイングは雑巾を絞ったイメージです。

おもいっきり絞った雑巾を片手だけ離すと勢いよく戻りますよね。

飛ばし屋ほど捻転がしっかり出来ています。

捻りは柔軟性がないとあまり作れません。

日頃からストレッチなどをして体を柔らかくしておきましょう。

椅子に座りクラブを肩に担いで両肩を回すようにすれば、下半身は止まって上半身だけを捻る事ができます。

ゴルフで飛距離を伸ばす方法まとめ

今回はヘッドスピードが出ない5つの原因を紹介しました。

 この他にも飛ばない原因は様々です。

筋肉量だったり柔軟性だったり、クラブだったりボールだったり、スイングテンポだったり、メンタルだったり数えればきりがありません。

一つ一つ原因を探して行けば、必ず今より飛ぶようになります。

せっかく球技の中で一番飛ぶスポーツですからいつまでも飛ばしは諦めたくないですね。

それではより良いゴルフライフを!

ドラゴン選手みたいに飛ばしてみたい!

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