ドライバーナイスショットでフェアウェイキープ。
ベタピン狙ってセカンドショットを打ったらダフッ!
考えただけで嫌ですね(-.-;)y-~~~
はぁ〜ダフらなければいいスコア出そうなのになぁ〜。
今日は畑仕事をしに来たんだとか、同じお金払ったんだから沢山打たないと…
ゴルフの腕前は上がらないのに、口ばかり達者になっていませんか?
ゴルフはあきらめて落語でも始めるか・・・
ちょっと待てくださいよダンナ!
落語もそんなに甘い世界ではありませんぜ。
特に師弟関係は絶対ですからね。
20代の師匠にペコペコ頭下げるのが好きであれば引き留めはしませんが。
今回はプロゴルファーの様なダウンブローに打つ為に原因と対策を考えてみましょう。
なぜダフる?
ダフる、ダフりなどいろいろな呼び方がありますが、ボールの手前の芝を叩く事をダフりと呼びます。
トーナメント中継でプロも芝を飛ばしているのを見たことあると思った人も多いでしょう。
プロが飛ばしている芝はボールより前(目標方向)の芝です。
まぁ、たまにはプロでもダフったりしますが。
正しいクラブの軌道はボールが最下点ではなく、ボールの先が最下点となります。
この事をダウンブローと呼びます。
ダフりの原因も様々ですが、今回は特にアマチュアが犯しやすいダフりの原因をいくつか紹介します。
インパクトで右足に体重が残る
おそらくこれがアマチュアのダフりのパターンのNo.1だと思います。
それくらいインパクトで右足に体重が残ってダフる人は多いです。
前傾姿勢が崩れる
頭が上下動してボールの手前を叩くパターンです。
特にインパクトで起き上がってダフる人は多いです。
えっ、起き上がる?深く下がるからじゃないの?って声が聞こえて来そうです。
深く下がってダフるパターンもありますが、前傾が起き上がるので腕でクラブをリリースした時にダフるパターンの方が圧倒的に多いです。
もちろん前傾姿勢が起き上がるのでトップも出ます。
どちらにせよ前傾角度をキープすることが大切です。
バランスが崩れるほどフルスイングしている
毎回100パーセントの力で振っていませんか?
プロはバランスのとれる範囲で振っています。
アイアンでは7割程度の力です。
バランスが崩れるくらい思いっきり振れば、当たれば飛ぶかも知れません。
アイアンでは狙った場所に運ぶのが目的だという事を忘れてはいけません。
ダフりの治し方
それでは実際どのようにすればダフらないのか説明していきます。
インパクトで体重が右に残る人
正しいインパクトでは構えた位置より体重は左に乗ります。
右に残る原因は、バックスイングで右にスウェー(ずれる)する、トップで上体が逆に傾くリバースピボットになる、右足体重のまま切り返してしまう。
などがあります。
バックスイングでは右膝はなるべくアドレスの位置をキープします。
その状態から肩を回して下さい。
そうすると自然と腰も回ります。
正しいトップでは体重は右足に多くかかります。
この時に右足内側に力を入れて体重を右足内側(親指側)で受け止めます。
体重が右足の外側(小指側)にかかるとスウェーとなり切り返しからインパクトでも体重が右に残ります。
もし、トップで頭が目標方向(左)に倒れていたら、切り返しからインパクトにかけて頭は右に傾き体重が右に残りボールの手前の地面を叩きます。
正しいトップが出来ているのに体重が右に残っている場合は、腕に力が入っているか、テンポが速すぎるだめ切り返しで体重が左に乗る前に回転をしています。
スイング中腕の力はグリップが緩まない程度に抜きます。
腕の力を抜く事で、切り返しで正しい下半身リードができます。
テンポが速すぎると切り返しで、左に重心をかける時間がなく、右足の上で回転してしまいます。
トップで間をとれるくらいにゆっくりとしたテンポで打ちましょう。
体重が右に残る人はフィニッシュで左足の上で3秒止まれるように心がけて下さい。
フィニッシュで体重が右足に残っていてはフィニッシュのバランスが取れないので、この練習をすれば体重を左に乗せる感覚が身につきます。
前傾姿勢が崩れる人
インパクトではアドレスで出来た前傾姿勢のまま腰が回転します。
前傾姿勢が崩れる原因は切り返しからボールに当てに行こうとする為です。
腕で当てに行こうとする人はクラブのリリース(解放)が早くなり、前傾姿勢が伸びてボールの手前で左肘とクラブが一直線になります。
上体でボールに当てに行こうとする人は頭が沈み込んでその結果ダフります。
前傾姿勢を正しく保つ練習方法をお伝えします。
クラブは持たずに壁に頭をつけてアドレスをして下さい。
そのままスイングをする事で軸が、前後左右にずれなくなります。
このやり方なら家で出来ますし、お金もかかりません。
球を打ちながらだと前傾が崩れているか自分ではわからないものです。
地味な練習方法ですが効果があるのでやってみてください。
バランスを崩している人
まずは意識を変えて下さい。
アイアンは狙った所に運ぶ事が大事です。
飛距離は出た方が有利ですが、飛ばそうとしすぎるあまり、ダフったりして安定しないのは問題です。
リズム、やバランスがとれるように振る事が大事です。
練習場ではフルスイングばかりでなく、ハーフスイングやスリークォーターでの練習もやりましょう。
バランスを崩さない練習方法として、片足で立って打つ練習があります。
片足で立ってハーフスイングを繰り返してバランス感覚を身につけましょう。
片足で立つのが辛い人は、両足を揃えて打って下さい。
軸がずれるとバランスを崩して振れないので、自然とバランスが良くなります。
まとめ
今回は3つの原因と対処法をお伝えしました。
他にもダフる原因は様々ですが、今回お伝えした内容がきちんと出来ているか確認して下さい。
ダフりが治るだけでスコアが良くなるはずですよ。
それでは良いゴルフライフを(^ ^)