ゴルフとキャディとその年収

投稿日：2020年5月14日更新日：2020年5月11日

珍しくキャディ付きでプレーして、その実力の高さに驚いた経験ありませんか？

私は、母親以上の年齢であろう女性が、コースは詳しいし、クラブ選定は適切だし、盛り上げるし、その実力の高さに驚いたことが多々あります。

「むしろあなたのプレーが見てみたい」

今日は、あらためてキャディという職業に迫ってみます。是非明日から、キャディ付きプレーを楽しんでみてください。

キャディとは？その仕事内容は？

キャディには、プロゴルファーと契約を結ぶプロキャディと、ゴルフクラブと契約を結ぶハウスキャディの2種類があります。

その仕事内容は、ゴルフバッグを運びながらゴルファーと共にコースを回り、ゴルファーにアドバイスやサポートを与えることです。

具体的には、コースの起伏や、ホールまでの距離、クラブの選定、風向き、グリーンの目について等のアドバイスがあります。

ハウスキャディとプロキャディ

キャディになるには、転職サイトを活用していわゆる一般的な就職活動をしてゴルフクラブと雇用契約を結ぶやり方（ハウスキャディ）と、トーナメントの度にプロゴルファーと契約を結ぶやり方（プロキャディ）があります。

求められる能力としては、長時間ゴルフ場を移動する体力、ゴルフプレーヤーをモチベートしながら快適なプレーを演出するコミュニケーション能力、距離・障害物・芝目等コースの詳細を把握する記憶力であると言われます。

キャディの平均年収は、正社員のハウスキャディの場合、345万円～387万円と言われています。

ゴルフクラブから20～25万円程度の給料が支給され、なかにはラウンド手当や雨手当、ゴルフバッグ重量手当等の手当が支給されるところもあるようです。また、プロキャディになると、年収1000万円をこえる人もいます。

日本の平均年収が422万円、販売業が261万円、ホテル関連が291万円というデータがあります。キャディの平均年収（345～387万円）は、日本の平均年収と比較すると35～77万円ほど下回っており、販売業やホテル関連に比べると、やや高い平均年収といえます。

年収1000万円以上を稼ぐキャディはプロキャディです。プロキャディはプロゴルファーがトーナメントで稼いだ賞金に応じて報酬を得ます。

優勝で賞金の10%、トップ10で7%、予選通過で5%といったところです。

ということは、年間賞金1億円のプロゴルファーの場合、プロキャディの年収はそれだけで1000万円以上になるというわけです。

プロゴルファーが所属先企業から契約金を取得するのと同様に、プロキャディも契約相手を見つけ報酬を獲得するケースが増えています。

ツアーをテレビで見ていると、ゴルファーやキャディのキャップやウェアにメーカー等企業のロゴがついていることがありますが、あれが企業広告なわけですね。

プロキャディがウェアのロゴマークだけで1000万円稼ぐようなケースもあるようです。

プロキャディとして、稼げるプロゴルファーと契約するにはどうすべきなのでしょうか？

年間を通じて同じプロゴルファーと契約を結ぶプロキャディもいれば、単発の契約を結ぶプロキャディもいます。

キャディ同士のネットワークから仕事が得られることもあれば、プロゴルファーとの直接のコネクションによって仕事が得られることもあります。

この契約は割と口頭で簡易的になされることも多く、有名プロゴルファーの専属キャディになって、メンタルトレーナーの資格を取得する等して活躍するプロキャディはかなり稼いでそうですね。

いかがでしたでしょうか。

キャディって、年収は高賞金獲得プロゴルファーと契約を結ぶプロキャディにならない限りは、決して高くはないようですが、ゴルフ好きにはたまらない職業であると言えます。

体力・コミュニケーション能力・記憶力を兼ね備えたキャディに出会ったならばやはり感動するものです。さあ、キャディとのラウンドを今まで以上に楽しめそうな気がしてきませんか？

それではより良いゴルフライフを(^^)/

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