どこの世界にも上下関係ありますよね。
人は産まれた時から親が上という事は理解しているはずです。
中学生も年上の人の事は先輩と呼びますし、会社に入れば役職がついている人が上の立場です。
お笑い芸人は入った日が早ければ先輩ですが、ゴルフの場合はどうなのでしょうか?
ちなみに前回の話はこちらから↓
私も研修生生活に慣れてきた頃です。
今回はそんな日常での一コマを紹介しようと思います。
研修生の上下関係とは
今までゆる~く育ってきた私。
一応部活にも入っていましたが、上下関係はあるようで無かったようなもの。
中学時代は卓球部でしたが、先輩が弱くて、あまり練習に来なかったので半分バカにしていたくらいです。
高校ではバイトをしていましたが、喫茶店でしていたため、女性が多く上下関係も緩い印象でした。
そんなぬるま湯に浸かり切っていた私が急に体育会系の研修生の中にいるのですから信じられません。
で、本題ですがもちろん研修生にも上下関係が存在します。
(研修生だけでなくプロを目指したことのある人も含みます)
結果からお伝えすると、年齢が高い人が先輩です。
研修生限定で言えばほとんど年齢で決まります。
そりゃー入ってきた人が年上で相手が初めは敬語という事はあるかもしれませんが、それも初めだけ。
年齢が上の人には敬語だし、年齢が下の人にはタメ語で話すのが普通の研修生です。
普通の会社では、早く入った人が年齢にかかわらず先輩となり、遅くから入ってきた年上の人にもタメ語で話すようですが、研修生ではありえません。
そんなことしようものならグーパンチです!
上下関係で大切なことは食事に行った時ですよね。
よく吉本のお笑い芸人は食事代は先輩が払うと言っていますが、研修生を初めとするプロを目指したことのある人は似たような現象が起こっています。
全額先輩が出さなくてはいけないなんてルールは無いですが、なんとなく先輩が出すことが多いです。
特にニギリで勝った人が多く出すような空気があります。
しょっちゅうご飯を一緒に行く人とは割り勘が多いのですが、その人の懐事情とニギリでどれだけ勝っているかによって決まる部分があるのです。
私は研修生になりたての時に先輩に「ねぇ」って声をかけていて怒られていました。
まぁ今となっては当たり前だとわかるのですが、話始める時に「ねぇ」から話始めて注意されたのを思い出します。
こう聞いたら、「ねぇって俺はおまえの友達か?」
と言う具合です。
ゴルフをやっていると上下関係を大切にしなければいけない事は多くあります。
セルフで回るときは下の人がカートのリモコンを操作したり、目上の人がピンを持っていたら、「持ちます」と言って持たなければいけなかったり。
最初はこの事がわからずに今思えば失礼な事をしていました。
研修生がミニツアーに出るのでお前も出て勉強してこい。と先輩に言われました。
競技になんて出たことがないので、出るつもりはありませんでしたが、
先輩に言われるものだから私も参加する事にしました。
ちなみにかかった費用は約3万円。
ミニツアーに出るときは大体これくらいかかります。
当然私のような下手なヤツが出るようなものではありません。
で、当日は私より10歳以上は年上な人と30歳以上は年上の人とその友人と回りました。
この中に、後の日本ミッドアマチャンピオンの人もいるのですが、その方はマナーをとても優しく教えてくれました。
この時は自分のプレーに必死で、ピンを持つことをすっかり忘れていた・・・いや、気にしていなかったのです。
競技に出るのに最低限のマナーも守れない人は困ったもんです。
目上の人への尊敬が足りなかったのでしょうね。
おそらく今までも先輩研修生に言われていたと思いますが、違う人から言われてマナーの大切さを気づかされました。
ゴルフが上手いと
通常は先ほどお伝えした通り、年齢順で上下関係が決まってきますが、ゴルフが上手い人には年齢関係なく、若干対応が変わります。
別に目立って変わるわけではないけれど、なんとなく気を遣うような感じです。
例えば、部活で学年が同じでも上手い人とそうでもない人とは若干対応が違いますよね。
バスケ部のエースは後輩からも同学年の人からも、それなりの見方をされると思いますが、これが下手な補欠要因だとエースとはなんとなく見方は変わりますよね。
あのような感じで、たとえ年下でもゴルフが上手ければ、敬語を使うまではいかなくても対応が変わることはあります。
まとめ
今回はゴルフ研修生の上下関係について説明しました。
私の時代は暴力はありませんでしたが、バリバリの体育会系のノリなので昔は普通にあったと思います。
もし研修生になりたい人がいたら参考にしてみてください。
それでは。