研修生になって3か月目。
コースを回れるようになって1か月目。
ホームシックになることもなく研修生の生活をしています。
前回の話はこちらから↓
一人暮らしをするとホームシックになると聞いていたのですが、今のところ全くホームシックにかかっておりません。
ホームシックになるのはいつ頃なのでしょうか?
今回はなかなか30台が出ないもどかしさについて話していきます。
ゴルフで30台を出すためにやっている事
毎日ニギリで授業料を払う生活をしているのですが、何も好き好んで授業料を払っているのではありません。
毎日2000円程度授業料を払っています。
早く上達してニギリで勝てるようにしたいと思い毎日必死に練習しています。
現在の私のスコアはハーフで最高40で大抵45以内で回っています。
これではニギリで勝つのは無理です。
ハンデ3もらっていますが、最低でも30台で回ってこないとニギリで勝てません。
ショットはそこそこ狙ったところに行くのでショートゲームが課題です。
特にパターが下手すぎる。
3パットをハーフで2回くらいは平気でしています。
3ホールくらいパーオンするのでそれを2パットに抑えて、残り6ホールの半分を寄せワンを取れたら39です。
最高で40という惜しいスコアは1度出ましたが最終ホールでボギーで40でした。
寄せワンを増やすために毎朝アプローチ練習をしています。
家にいる時はゴルフチャンネルをつけながらパターマットでひたすらパターの練習です。
住んでいるアパートにはケーブルテレビに自動的に入っていたのでゴルフチャンネルが見れたのはラッキーでした。
ゴルフチャンネルは欧州ゴルフツアーを放送しています。
なのでその当時はアメリカ選手よりも欧州の選手ばかり覚えていました。
家にいるときのパター練習はいろいろやりました。
その中でもボールの中心に線を引いて順回転に転がす練習をよくやりました。
あなたはやった事ありますか?
やった事がなければ是非やってみてください。
いかに順回転で転がすのが難しいのかわかるはずです。
軌道とフェースの向きが正しくないと順回転にはなりません。
この練習をひたすら繰り返すことで確実にパターがうまくなります。
これは絶対です。
ほかにも色々な器具を使って練習するのも形を覚えるのに効果的です。
今は昔に比べたくさんの練習器具が出ているので練習も単調にならずに楽しめますね。
ダイヤ(DAIYA) ダイヤツインパターマット TR-260
アプローチの練習もたくさんしました。
朝の玄関番をする前の1時間は必ずアプローチ練習です。
アプローチを練習する練習グリーンがあったのでそこからひたすら球を打ちます。
毎日練習する事で感覚が養われます。
この時は打てば寄るにはほど遠かったですが、コースを毎日回っていると打ち方関係なく寄るのが当たり前になってきます。
この感覚がないとプロにはなれないでしょう。
もちろん、その寄り方にも程度はありますが、アマチュアから見るとグリーン周りからならすべてOKくらいには寄る感じです。
私も初めて研修生と回った時はそのアプローチの精度の高さに驚きました。
基本的に研修生がコースを回るときは、1球しか打ってはいけませんが、コース管理が見ていないところでグリーン周りで練習します。
練習で同じところから打ったボールはほとんどがOKに寄るのです。
マジかっ!ってくらい寄ります。
それでもそれが当たり前のように特別嬉しんでいる感じもありません。
練習ではそれだけ寄っていても緊張する場面だと練習のように出来ないのがゴルフなのです。
ゴルフで30台が出るパターン
30台が出なくてももう少しで出そうな日もある私ですが、このパターンなら30台が出るかも知れないと思うこともあります。
コースを毎日回っていると、得意なホールと苦手なホールが出てきます。
距離的に長いホールはやはり苦手な傾向にあります。
私が鬼門としていたホールはアウトコースで2か所インコースで2か所です。
どれも距離が長く私の飛距離では2打目がウッドを使います。
苦手なホールはボギーでも仕方ないと思うことにして、問題はそのほかのホールです。
まず30台が遠のく展開は出だしのホールから大たたきするパターンです。
これはもう絶望的です。
出だしにOBなんて打とうものなら今の私の実力ではほぼ30台は無理。
こう思えてきます。
スタート3ホールで1オーバーが30台が出るかもしれないラインです。
2オーバーでもまだ望みはありますが3オーバー以上になると非常につらい展開です。
30台どころかそのままズルズル行って45を超えてしまう恐怖だってあります。
ゴルフではその日の流れというものが存在します。
トーナメント中継をご覧になる方ならよくご存じかと思いますが、優勝争いをしていて、このパットがキーポイントになりますね。
なんて実況者が言っているのを聞いたことがあると思います。
もしくは優勝インタビューであのショットが流れを引き寄せました。みたいな。
そこまでではないにしろ、うまい人が良いスコアを出すときは大抵スタートホールはまとまっています。
出だしからボギーやダボが続くとバーディーで取り返さなくてはという気持ちになり、大抵の場合リズムが崩れスコアは伸びるどころか逆に悪くなります。
30台が出ていない私にとってバーディーなんてもはや事故と同じ。
狙って取れるものではありません。
たまたま乗って入ったからバーディー。
ま、今でもそれは変わりませんが(笑)
なのでスタートホールはパーで行きたいものです。
パー発進なら
と思ってその後も自分なりに安定したプレーが出来ますが、そうでなければメンタルがやられます。
出だし3ホールでパープレイができればかなり期待を持てます。
残り6ホールの半分ならパーが取れそう。
まぁ30台が出そうな時はこんなもんです。
で、最大の難関が3オーバーになった時。
もう貯金がありません。
このような状態で最終ホールに来るとプレッシャーが半端ない。
この状態でパーをとるのは至難の業です。
できれば最終ホールまで2オーバーで来てボギーを打っても39になるようにしたい。
今できる事といえばなるべくOBを打たずにティーショット。
それができたらダフらないようにセカンドショットを打てば残り30ヤード以内には行くはず。
そこから、しっかり寄せてパーをとる。
まぁこんなところです。
言うのは簡単ですが、なかなか実行出来ないから辛いですね。
ついに30台が出た
30台が出たのは確か研修生になって3か月目くらいだったはず。
この時の展開は3ホール終わった時点で1アンダー。
1オーバーでOKと思っているのに1アンダーなんてこれを逃したら次のチャンスはいつ来る事やら。
調子が良いと勝手に自分でブレーキをかけようとする心の弱さ(笑)
その後あっさりボギーを打ってパープレイ。
それだけだったらいいのですが、いつもの調子でボギーを重ねます。
残り2ホールで2オーバーで回っています。
最後はロング、ミドルでしたのでロングは安全にティーショットをして無難に3オン2パットのパー。
いよいよ最終ホールです。
まだ2オーバーなのでボギーでもOK。
ですがティーショットを打つのにも緊張します。
いつもより集中してティーショットをしたらフェアウェイキープ。
残り150ヤードのかなりの打ち上げ。
ライはいい感じです。
上りをみて170ヤードだったので5アイアンで打ったらグリーンに乗りました。
さすがにここまで来たら30台確定です。
ファーストパットをビビッてショートしましたが、次が入ってパー。
初の30台は38の2オーバーでした。
先輩にほめてもらえました。
先輩がグーを出しています。
私が戸惑っていると、
とツッコんできます。
先輩のイメージでは野球でホームラン打った選手がグーとグーでタッチして祝う感じです。
何秒か考えそれに気づいた私。
私もグーで先輩にコツンとしました
・・・
できませんでした。
先輩が私が理解していないものと思ってとっさにハイタッチに変更。
先輩がてをパーに開いた時に私がグーでコツンとしたものだから、先輩のパーに私のグーが当たりました。
「何してんの、包まれてるけど(笑)」
周りにいた先輩は大爆笑。
こうして私の初の30台は30台を出した嬉しさより、グーとパーの謎のハイタッチの記憶が残りました。
ちなみにハンデ3もらっていた私は2オーバーだったので1アンダーとなり、この日2位となり初めてニギリで勝つことが出来ました。
・・・
どうやら研修生はそんなに甘くは無いようです。
まとめ
研修生になって3か月程。
ようやく30台が出ました。
30台が出るようになりようやくスタートラインに立てる感じです。
まだまだ先輩に追いつくには時間がかかりそうです。
今回の話はここまでとさせて頂きます。
順調に研修生の生活をしていましたが、ある事件が起こりました。
その話は次回お話しましょう。
それでは。