皆さん、こんにちは。
最近のゴルフ界は男女ともに20代の若い世代の選手たちが盛り上げて頑張ってくれていますよね。
若いうちから結果を残して頑張っている姿を見ると応援したくなります。
そんな中、おじさん世代、ちょっと失礼ですが、、、、のプロゴルファーたちも頑張ってくれています。
飛距離では若い世代のプロたちに負けてしまいますが、長年培った技術やメンタルで対等に頑張っている姿は、ぜひ見習いたいですね。
ゴルフのプレーにおいてもアマチュアの皆さんにも真似できる点はたくさんあると思います。
22年間守り抜いたシード権を失ってしまった谷口徹選手は皆さんよくご存じですよね。
今回はそんな谷口徹選手をご紹介したいと思います。
谷口徹選手のプロフィール
1968年2月10日生まれ、奈良県出身
去年からシニアツアーにも参戦しています。
13歳からゴルフを初め、高校はPL学園高等学校に進学します。
なんと、あの桑田真澄さん、清原和博さんと同級生で同じクラスだったそうです。
その後、同志社大学に進学してゴルフ部に所属して、技術を磨いていきます。
高校、大学、プロ入り後にはそこまで目立った活躍はなかったみたいですが、この頃に腐らずコツコツと努力を重ねていった結果がのちに花開いたのですね。
因みに、コブクロの大ファンだそうです。
プロでの成績
谷口徹選手は1992年にプロ入りしますが、鳴かず飛ばずの時期が5年ほど続きます。
この期間を頑張ることができたのも、学生時代にコツコツ頑張っていたことが影響していますね。
谷口徹選手は、大学時代の合宿にて先輩の誘いを断って21時には就寝し、誰よりも早く起きて朝から準備していたという話を聞いたことがあります。
その当時、上下関係も今より厳しく、先輩の誘いを断ることは勇気がいることだと思いますが、ゴルフに真摯に向き会う姿勢は今の若いプロにもぜひ見習ってほしいですね。
そしてその後、30歳の節目の年に「三菱ギャラントーナメント」にて初優勝します。
その後今までに20勝しており、永久シードである25勝まで頑張ってほしいですね。
2002年、2007年で二回、賞金王に輝いており、メジャーは「日本プロ」3勝、「日本オープン」2勝しています。
昨年の50歳での日本プロゴルフ選手権での優勝は記憶に新しいですよね。
これは尾崎将司選手の持っていた49歳109日を上回り、国内ツアーメジャー最年長記録を更新しました。
また谷口徹選手は昨年からシニアツアーにも参戦しており、ツアー参戦3戦目の日本シニアオープンも優勝しています。
ツアーでバリバリ活躍しているので、シニアでは敵なしといった感じでしょうか。
プレーススタイルと性格
谷口徹選手といえばスキンヘッドにサングラス、そしてガッツポーズではないでしょうか。
見た目とは違って、かなり派手にガッツポーズをすることから和製タイガーと呼ばれることがあるみたいです。
また中嶋常幸さんは谷口徹戦士、片山晋呉選手、伊澤利光選手の3選手の事を「奇人、変人、宇宙人」と称しています。
変わり者といった感じでしょうか。
また、谷口徹選手は強気で歯に衣着せぬ物言いで、物議をかもすことが多々あるみたいです。
そのため、誤解されやすいことも多いですが、谷口徹選手本人も「謙虚なのはいいことだけれども、それだけではプロでは通用しない」と言っており、信念をもって行動し心からゴルフを愛しているのでしょうね。
谷口選手はよく、愛想がなく、ファンサービスが悪いといったコメントがインターネットでも見受けられますが、プロゴルファーとしてゴルフ界を盛り上げるのであれば、その辺はもう少し対応してもらいたいです。
谷口徹選の飛距離は平均的に見ても飛ぶほうではなく、飛距離よりもショットをコントロールして着実にチャンスをものにしていくゴルフをします。
グリーン周りのアプローチやパターは天下一品だと思います。
こういったプレースタイルはアマチュアの皆さんもぜひ真似してみてください。
ゴルフは飛距離だけじゃないですよ!!
谷口軍団
プロになった当初は一匹狼で「誰とも一緒に行動しない」と語っていた谷口徹選手ですが、40歳を過ぎたあたりから若手のパワーをもらうために積極的に若手に声をかけることが多くなったそうです。
練習ラウンドやオフの合宿に積極的に誘い、若手指導にも力を入れていて、ゴルフ界を盛り上げていこうとしています。
気難しいところもあるみたいですが、多くの後輩がついてくるところをみると、後輩思いなんでしょうね。
メンバーとしては、武藤俊憲選手、松村道央選手、市原弘大選手、大堀裕次郎選手と豪華なメンツで、メンタル面でもアドバイスしているそうです。
後輩を面倒見つつ、自分自身もパワーアップしようと努力している姿は尊敬できますね。
谷口徹選手のご家族
谷口徹選手には奥さんと、二人の娘さんがおられます。
奥さんは元ANAのCAさんで、谷口徹選手がANAオープンに出場したのがきっかけで出会い、そこから交際に発展したそうです。
谷口徹選手も意外と積極的ですね。
娘さんももう小学生で、お父さんである谷口徹選手の優勝を目の前で見ることができて羨ましいです。
かっこいいお父さんですね。
家族に支えられてここまで現役のままで頑張ってくることができたのですね。
涙のシード陥落
残念ながら、2019年は賞金ランキング99位で22年間守り抜いたシードから陥落してしまいました。
2018年日本プロゴルフ選手権を勝っているので、2023年までの試合の出場権はありますが、シード権とはまた違うので喪失感はかなりのものだったと思います。
谷口徹選手自身もインタビューで涙を流し、また一から頑張ると語ってくれていますので、来年の再起にきたいです。
まとめ
今回はおじさんゴルフ界のスターである谷口徹選手を特集しましたが、ゴルフに対する姿勢はい習うべき点がたくさんありました。
ゴルフに関することなら、努力を惜しまず、年齢を重ねても若手からヒントを得ようと頑張っている姿はさすがです。
口は悪く、誤解されやすいとは思いますが、人一倍ゴルフへの愛を感じられました。
来年もまだプレーを見ることができるので、ぜひ応援していきたいです。