このような疑問に答えます。
目土に興味を持ってこのページをご覧いただいている時点であなたは立派なゴルファーです。
ゴルフは紳士のスポーツ。
マナーやエチケットは大切です。
どんなにゴルフの上手い人でもマナーが悪い人なら2度と一緒にプレーしたいとは思わないでしょう。
反対にゴルフの腕前が良くなくてもマナーの良い人ならば、また一緒にプレーしたいと思う人が多いと思います。
昔はキャディ付きプレーが当たり前で目土はキャディさんがするのが一般的でした。
現在はセルフプレーが主流になり目土をするのはプレーするあなたです。
ジュニアからゴルフをやっていた人やゴルフ部、研修生は目土をする習慣があると思います。
しかしほとんどのプレーヤーは目土をしていません。
このような人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は目土についてお伝えします。
この記事を読むメリット
・目土のことがわかる
・目土についてマニアックな情報を得られる
この記事を書いている私は小さいころからゴルフをしており、キャディ経験も1500回以上あるプロゴルファー。
キャディをやっていた経験から目土をやっているのに残念な人も多く見てきました。
もちろん目土をやっているだけでマナーが良いのですが
こう思うこともあるのです。
おそらくこれはキャディをやっていなければ気づけなかったことです。
そのような私の体験談も踏まえて目土について書いていきます。
最後まで読めばあなたの目土の知識がグ~ンと高まるはずです。
ゴルフの目土とは?スコップに紐が付いていると邪魔?
ゴルフ以外ではあまり目しない言葉なので読み方が分からない人もいるでしょう。
目土と書いて「めつち」と呼びます。
農業をやっている人は知っているかもしれませんね。
目土をやる理由は
・削った芝の表面の凹凸を無くす
・地温を保ち生育を促進
・エアレーション後の根の状態を良くする
このようなことがあります。
プレーヤーに直接関わってくるのは削った芝の表面の凹凸を無くすことです。
ダフったりターフを取ると芝が削られます。
そのままにしておくと次に同じ場所に打ってくると削られた地面にボールが入ってしまいます。
こんな経験あなたもあるはずです。
他人が不快な思いをしないためにするのが1つ目の理由。
削られた地面をそのままにしておくと削られた場所から芝が生えてきます。
そうなると地面が凸凹になります。
それを目土をすることで平らにするのです。
目土をしないとゴルフ場がボコボコになってしまうんです。
ゴルフ場のカートには目土袋が積んであります↓
https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17280082
このような目土を見た人も多いと思います。
魚釣りで使う釣った魚を入れておくような袋にスコップが付いています。
しかしこの目土袋には欠点が2つあります。
・大きくて重いから邪魔
・スコップが紐で付けられていて使いにくい
ゴルフ場の目土袋は砂が沢山入るように大きくできており、クラブと一緒に持つのは正直邪魔。
しかもスコップが紐で付いているから左手でクラブと目土袋を持っているのに右手でやろうとすると思うようにできないことがあります。
なのでマイ目土袋を用意することをおすすめします。
目土をしない人からすると目土をする人はスマートに見える
目土をすることで他人を不快にさせないこと、ゴルフ場のケアができるのはわかって貰えたかと思います。
おそらくほとんどの人がこのように思っているはずです。
これでは目土が良いことだと分かってもやる人は少ないですね。
そこで私が目土をやる最大のメリットを紹介します。
それは、
これ重要!
だってあなたの評価だから。
先ほどお伝えした目土をすることってゴルフ場や他人のためにすることでした。
このように思っている人が多いはず。
しかし目土をすることであなたがカッコよく見えて評価が爆上がりになるとしたら?
普通評価を上げるためにはそれなりの投資が必要です。
仕事なら休みの時間を使ってまで仕事を頑張ったり、
行きたくもない飲み会に参加したり、上司にゴマをすることで精神的負担があったり。
女性から気に入られたいなら、高級な洋服で外見を良くしたりデート代を奢ったりするはずです。
こうでもしない限り他人との差別化はできません。
ゴルフも同じ。
皆と同じようにしていれば、その辺のさえないサラリーマンと一緒。(失礼)
しかし目土をするだけで
このように思う女子が多いとか多くないとか。
まぁ女子がどう思うかは知らんけど、
こう思う人は多いものです。
目土はほとんどの人がしないので、している人は目立ちます。
たった少しの労力を払うだけでその見返りが大きいのが目土なのです!
ゴルフの目土のやり方。山盛にしてから踏むのがポイント
目土のやり方は簡単です。
削られた芝の部分に砂を入れるだけです。
ポイントは
よく平らになるように少しだけ砂を入れる人がいますが、これではすぐに砂が無くなってしまいます。
風や雨でどこかに行ってしまうのです。
まず目土袋からスコップで砂を多めに取りドサッと削れた部分にかけます。
そうしてから踏んで固めるのがポイントです。
もし飛んで行った芝を戻させそうなら、芝を戻してから砂をかけて固めてください。
このようにすれば芝の根が早くくっつきます。
目土の砂は大抵ティーイングエリアの側にあります。
ティーイングエリアから周りを見渡すと見つかるはずです。
そこから砂を補充しておきましょう。
ゴルフで目土をやる人はここに気をつけて!
目土をやることは良いことですが、中にはちょっと残念な人もいます。
・目土をやることでスロープレーになっている人
・毎ホールキャディさんに目土を入れに行かせる人
目土は中毒性があります。
目土をやりだすと、自分が削った場所以外のディボットも気になってきます。
そのようなディボットに目土をすることは非常に良いことです。
目土をしたいあまりに、全くカートに乗らなくてスロープレーになっている人やカートをグリーン奥に運んでくれない人が稀にいます。
スロープレーにならないように気をつけましょう。
キャディ付きプレーの時に
このように毎ホール言う人もいます。
これはキャディ目線なのでほとんどの人は関係ないかもしれません。
このように言われると
これがキャディの本音です。
ホールによってはキャディさんが前の方で合図を出す場合などあります。
それなのに目土を山盛りにいれて走るのは拷問です。
目土をするのは良いことですが、目土をしまくる人は砂は自分で入れるようにしましょう。
目土をするためにマイ目土袋とマイスコップを買おう!
先ほどもお伝えした通りゴルフ場の目土袋は非常に使いにくい。
目土をするならマイ目土袋とマイスコップを買うのがおすすめです。
ゴルフ用品として目土袋やスコップは売っています↓
メーカーの名前が書いてあり見栄えも良いのでおすすめです。
ちなみに私が使っているのがこちら↓
100円均一で買った適当な手提げバッグに園芸用のスコップです。
トータル200円(税抜き)。
これにしている理由としては
この袋にスコップを入れて畳むとこんな感じです↓
ハサミと比較してもらうとわかりますが、かなりコンパクトです。
スコップも薄いのでバッグに入れても邪魔になりません。
目土に適したスコップはこれだ!注意点も紹介
目土袋も色々な種類がありこだわる人もいますが、意外と盲点なのがスコップ。
目土用のスコップは砂が簡単に取れるようになっているのが特徴。
砂を掘ることが目的ではないため先が尖っていないので安全です。
目土に適したスコップで有名なのがこちら↓
しかし欠点が1つだけあります。
それは
このような理由から私は薄くて小さいスコップを選んでいます。
これは私のキャディバッグがスタンド式でそこまで大きくないのも関係しています。
バッグが大きければ関係ないかもしれないので、収納をとるか目土のやりやすさをとるかの違いです。
目土ボトルもおしゃれでかっこいい
目土はなにも目土袋からスコップで入れるだけではありません。
目土ボトルもあります↓
これならスタイリッシュでカッコ良い。
プロキャディが結構このような感じで目土ボトルで目土をしています。
欠点は砂があまり入らないことです。
目土を検討している人は目土ボトルも候補に入れると良いですよ。
まとめ
いかがでしたか?
目土をするとゴルフ場にも他のプレーヤーも、あなたの評価も良くなりデメリットはありません。
目土をすることで
このように思われて恋愛に発展するかもしれません。
そんな下心のある人にぴったりな行動、それが目土・・・
是非目土をするようにしましょう。