女性の気持ちって分からないですよね。
これが正解みたいなのが無いからなんで怒っているのかすら気づけません。
ところで、あなたの腰大丈夫ですか?
ゴルフをやっていると腰痛に悩んでいる人も多いと思います。
練習に熱心人ほど腰痛になりやすいのがゴルフです。
考えてみればゴルフスイングは前傾しながら回転するので腰の負担はハンパじゃありません。
しかし正しいスイングをすれば腰の負担はかなり減らすことができます。
今回はゴルフで腰痛になりやすいスイングとなりにくいスイングの違いを説明していきます。
この記事を読めば腰痛から解放されるかもしれませんよ。
ゴルフで腰痛に悩んでいるならスイングを見直そう
多くのゴルファーが悩む腰痛。
体が硬くなってくると腰痛に悩む人も多いと思います。
秋から冬にかけて腰痛になる人が多く年齢を重ねれば重ねる程柔軟性も無くなって腰痛になりやすいと思います。
ゴルフをやる以上ある程度腰の負担は避けられません。
しかしゴルフスイングを見直せば腰痛に悩まずにゴルフを楽しめます。
それでは実際にどのようなスイングが腰痛になりにくいのか見ていきましょう。
ゴルフで腰痛に悩むなら捻転はしない方が良い
ゴルフで腰に負担がかかる1番の原因は体を捻るからです。
全く捻らないでスイングをすることは不可能ですが、腰のひねりを抑えることが腰痛にならないスイングのポイントとなります。
よくゴルフの本では、トップの位置では腰は45度、肩は90度まで回しましょうなどと書かれています。
ボールを飛ばすために捻転差を作るのは有効です。
しかし腰痛に悩んでいるのであれば真似するのは辞めたほうが良いでしょう。
その代わりになる飛ぶスイングを身に着けることが大切です。
次に具体的にどのようなスイングにすれば良いのかお伝えしていきます。
ゴルフの腰痛の治し方はスイングの前にアドレスから
ゴルフで腰痛になりそうなスイングはアドレスを見れば大体わかります。
正しいアドレスだと腰への負担は少ないスイングができます。
正しいアドレスとは股関節から前傾して背筋が伸びたアドレスです。
プロのアドレスを見てください。
ほとんどのプロゴルファーはアドレスで背筋が伸びています。
引用:https://golfdigest-play.jp/_ct/17319923
球数を打っても体を痛めないのには理由があるのです。
反対に間違ったアドレスだと腰への負担は増してきます。
よく見る間違ったアドレスは
・膝を曲げすぎている
・背筋が曲がって猫背になっている
・背筋を伸ばそうとして反りかえっている
・軸が傾いている
この他にも色々ありますが、このようなアドレスになっていたら腰を痛める可能性が高いと思ってください。
骨盤の前傾をすれば腰の負担は減る
腰の負担を決めるのがアドレスです。
そのアドレスでも最も重要なのが骨盤の傾き。
正しいアドレスでは足の付け根から前傾して骨盤がボールの方に傾きます。
この構えができると背筋が真っすぐ伸びます。
膝を曲げすぎたり、腰を丸めると背筋が曲がって猫背になります。
ゴルフの基本は背骨に対しての回転運動です。
背筋が伸びていれば回転も速くできますが、猫背だと軸がずれて速く回転ができなくなります。
それを無理に回転しようとすれば体を痛めるのは当然。
猫背にならないように背中を反ってアドレスするのも間違いです。
アドレスした時に無理な態勢ではパフォーマンスも落ちますし腰にも負担がかかります。
あくまでも立った状態から足の付け根から礼をするようにして前傾するのが正解です。
前傾できたら膝を突っ張らないように軽く緩めます。
当然軸が傾いてはいけません。
傾いた軸では腰への負担が増すので注意してください。
スタンス幅とつま先の向き
スタンス幅と爪先の向きも腰痛と関係があります。
スタンス幅から説明します。
スタンス幅が広いと下半身はあまり動きません。
あまり動かないということは上半身を捻り捻転差が強くなります。
体が柔らかい人や全身の力でスイングする人には合っていますが、当然腰には負担がかかります。
逆にスタンス幅が狭いと腰と肩が一緒に回ります。
腰と肩が一緒に回るので捻転差はあまりできません。
捻転差ができないので腰への負担は軽くなります。
次に爪先の向きの説明です。
一般的な爪先の向きは右足の爪先は正面、左足の爪先はやや開く感じです。
これはバックスイングは右に流れないようにしながら捻転をしてダウンスイングからフォロースルーで回転しやすくするためです。
爪先を体の内側に向けると下半身がロックされるので捻転が強くなります。
反対に爪先を開くと腰とが回りやすくなるため捻転が少なくなります。
腰の負担を減らそうと思ったら爪先の向きはやや開くほうが良いです。
しかし爪先を開くと、骨盤が軸が左右に動きやすくなるので注意しましょう。
腰に負担のかからないスイングはドアスイング
腰の負担を減らそうと思ったら捻転に頼ったスイングではなく、捻転差を少なくするべきです。
アドレスはスタンスを狭くして爪先はやや開き目に。
その状態から軸がずれないように体全体を右に向けて左に向けるだけのスイングをすれば腰の負担を減らせます。
いわゆる「ドアスイング」です。
一枚の板のように下半身も上半身もドアのように一緒に動くスイングです。
ドアスイングは良くないと言われることの多いスイングですが、腰痛の人はドアスイングがおすすめです。
ドアスイングが良くないと言われる一番の理由が捻転差のあるスイングに比べて飛距離が出ないことです。
飛距離を出すことができれば腰痛持ちの人にとっては助けになると思います。
ドアスイングで捻転差を作らなくても飛ばす方法
下半身を止めて上半身を捻ることができれば飛距離を出せますが、腰痛持ちの人がこのようなスイングをするとゴルフ寿命を縮めることになります。
そうならないためには腰の負担が少ないドアスイング。
問題はドアスイングの欠点である飛距離をどうするか。
飛距離の出す方法は捻転差だけではありません。
体の捻転が使えないのであれば、その分クラブの運動量を上げてカバーしましょう。
その為に必要なのが上半身の脱力です。
ゴルフの勘違いの1つとして
と思っている人が多いと思います。
実際、筋力の無い女性より筋力のある男性の方が飛ぶケースは多いです。
しかし、上半身が力むと筋肉が硬直する為スピードは出なくなります。
飛距離に大切なのは力よりもスピードです。
ヘッドスピードという言葉があるように、いかにスピードを上げて振れるかどうかが重要です。
その為に上半身を脱力して腕をムチのように使うのです。
アドレスではスタンスを狭くして構えます。
両足つま先は基本は正面を向けて欲しいのですが、どうしても腰が痛い人は軽く開きましょう。
グリップはできるだけゆるゆるに握ります。
このグリップの力加減がポイントです。
首や肩の力を抜いてグリップはできるだけ緩く握ります。
スイング中もグリップの握る強さを変えてはいけません。
フィニッシュまで緩くしておけばクラブの運動量が上がり飛距離アップに繋がります。
この構えができたら軸がずれない様にして右に向いて左に向くだけです。
軸がずれないのであればバックスイングでヒールアップしても構いません。
むしろ腰への負担を軽くするのであればヒールアップをした方が捻転されずに負担が少ないスイングになります。
ただし、ヒールアップすると軸が前後左右にずれる可能性があるので注意しておきましょう。
普段グリップを強く握ってしまっている人は始動でわざとクラブを遅らせて上げると力の抜く感覚が掴めますよ。
ゴルフの腰痛予防にスイング前後でストレッチをしよう
ゴルフをする前にストレッチはしていますか?
もし、ストレッチもせずに球を打ち始めているのであればストレッチをした方が腰痛予防になります。
冷えて固まっている体を無理に回すのは体に大きな負担がかかります。
特に練習前のストレッチは肩をグルグル回したりする様な動的ストレッチで体を温めましょう。
練習が終わってからのストレッチも有効です。
翌日に疲れを残さない為に軽くゆっくり体を伸ばす静的ストレッチをすると良いとされています。
ゴルフは目標に向かって振る為、体の左右のバランスが崩れてきます。練習終わりに左でも素振りをして体のバランスを整えることで腰痛予防になるので試してみましょう。
まとめ
今回はゴルフで腰痛になりやすいスイングとなりにくいスイングを説明しました。
ほとんどの雑誌や本、インターネットで書かれている効率の良いゴルフスイングは捻転を使った腰に負担のかかるスイングです。
プロゴルファーのスイングを見ると体をしっかりと捻り全身を使って飛ばしています。
しかし腰痛持ちの人が真似をすると体を痛めます。
腰痛の人が目指すスイングは体を捻らずクラブの運動量を上げるスイングです。
もちろん、腰の調子が良くなったら捻転を使えば更に飛距離は伸ばせます。
とは言え無理は禁物です。
日頃からストレッチをして少しでも体に負担がかからない様にできると良いですね。
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