あなたは腰を痛めたことはありますか?
ゴルフを一生懸命取り組む人ほど腰痛になりやすいです。
私も研修生の頃は冬になると毎年腰痛に悩まされていました。
腰が痛いと何も出来ません。
私の場合、酷いと息をするだけでも痛いくらいの腰痛になりました。
慢性的な腰痛持ちの人も、ぎっくり腰をしたことのある人も気持ちは分かるかと思います。
ゴルフは腰を捻るので腰に負担がかかります。
今回は少しでも腰が痛くならない様に腰痛を予防するにはどうすれば良いのかお伝えいたします。
ゴルフで腰痛を予防するために柔軟性を高めよう
多くの人はご存じだと思いますが、体が硬いと腰痛になりやすくなります。
腰痛予防に一番良いのは体の柔軟性を高めることです。
これを聞いて
と思った頑張り屋さんは注意しましょう。
頑張るのはとても良いことですが、やり方を間違えると筋を痛める可能性があります。
正しいストレッチは、まず体を温めてから行うことです。
体を温めずにいきなりストレッチをすると筋が伸ばされ、体の負担が大きくなります。
出来れば軽く汗が滲むくらいの運動をしてからストレッチするのが良いでしょう。
運動したくない場合お風呂上りなど体温が上昇しているときにすると効果的です。
ストレッチをするときにもいきなり伸ばすのでは無く、ゆっくりと伸ばす様にします。
体を柔らかくするのは時間がかかります。
一時期1か月で開脚ができる本が流行りましたが、実際は1か月で開脚が出来た人はほとんどいないでしょう。
数か月はかかると思って気長に続けましょう。
ゴルフで腰痛を予防するならいきなりマン振りしない
あなたは練習をするときに何のクラブから始めますか?
コースでは1番初めのショットがドライバーだから、練習場でもドライバーから始める人も多くいます。
本番を想定した練習をやることは良いことだと思います。
しかし腰痛予防を第一に考えるならオススメしません。
ドライバーだとどうしても大きく振るので体の負担が大きいです。
プロでもいきなりドライバーのフルスイングはしません。
プロほど体のケアをしていないあなたがドライバーを振ると腰を痛めそうなのは想像ができます。
腰痛を予防するならば、アプローチなど小さい振りから始め、徐々に大きなスイングにしていく事で体も温まり腰を痛める確率が下がります。
体を痛めやすい季節(冬)には気をつけろ
腰痛持ちが一番気をつけないといけない季節はダントツで冬です。
先ほどからお伝えしているように、体の冷えは故障の原因となります。
私の周りでも腰痛が悪化するのは私も含めほとんどの人が冬です。
逆に夏は体が動くので夏の間にストレッチをしておき冬に備えると良いと思います。
冬のゴルフでは体を冷やさない事が腰痛予防には大切です。
今では薄くて暖かいインナーシャツが数多く出ているので、そのような製品を着たり、ホッカイロを腰回りに張ると良いでしょう。
どのようなゴルフスイングなら負担が少ないか
ゴルフをやる以上ある程度腰への負担はしかたありません。
スイング面から腰に負担のかかるスイングとはどのようなスイングでしょうか?
まずアドレスです。
猫背や腰が反りかえったアドレスは負担がかかります。
前傾が深いとそれだけ縦にも捻られるので負担はかかります。
スイングでは、体を捻ると腰への負担が大きくなります。
その場でクルっと回るようにスイングできれば負担は少なくてすみますが、前後左右に軸がズレると負担は増えます。
体の負担を減らすには、アドレスでスタンスは狭くして前傾浅く。
スイング中は体を捻らない様にしてスイングをすれば負担を少なく出来ます。
まとめ
ゴルフをしている以上、腰痛のリスクはあります。
いかにして予防するかが大切です。
練習の始める前と後に左の素振りをするなどして体のバランスを整えるのも良いですね。
腰を痛めると本当に辛いので気を付けてくださいね。
それではより良いゴルフライフを(^^)/