ストレス溜まっていませんか?
いきなり何を言い出すのか。
今回はストレス解消できる記事となっているはず!
ただしストレスを発散をできるのはゴルフ場で働くキャディさんの方!
お客さんであるあなたにはチョット心が痛くなるかもしれませんがね。
何を隠そう読むゴルフはキャディの味方なのです。
金持ちの家に産まれプロゴルファーを目指す恵まれた環境ではなく、キャディをしながらプロを目指した雑草軍団の内の1人。
それが読むゴルフ中の人だからです。
今回は毒多めですから気を引き締めるように!
この記事を読むことで、キャディさんから見て良いお客と悪いお客がわかります。
それでは行ってみよう!
キャディさんはどんな事を思っている?
早速ですがキャディさんはどんな事を考え仕事をしているのでしょうか?
「お客様の笑顔が全てです」
このように考えているキャディさんはよほどゴルフ場に洗脳されているか、DV(家庭内暴力)を受け続けて自分で考えることを放棄している人だと思われます。
・・・
おっと、今回はキャディさんのストレス発散の記事だった。
危ない危ない。
キャディさんを攻撃するところだった。
ほとんどのキャディさんは、楽なお客さんについて仕事を早く楽に終わらせたい。こう考えています。
って、私を含む研修生は間違いなくこう考えていましたが、まぁキャディさんも同じでしょう。
その日のお客さんがどんな人かは、キャディマスターにその日に付く人の伝票をもらうまではわかりません。
良いお客につけばその日はラッキーだし、嫌なお客に付くと1日最悪です。
それでは良いお客さんとはどのような人で悪いお客さんとはどのような人でしょうか?
キャディあるある言っちゃうよ。覚悟しな!
メンバーに付くと嬉しい
キャディさんはキャディマスターから伝票を貰ってその日に付くお客さんがどんな人なのかわかります。
まず、メンバーさんに付くと少し安心です。
メンバーさんならコースを知っているので、コースの説明が不要になります。
仮にメンバー1人で他の3人がビジターでも、メンバーさんが連れてきた人なので、メンバーさんが色々説明してくれます。
きっと見栄を張りたいのでしょうね。
ビジターだけだと今日は大変だと嫌になります。
キャディバッグやクラブで腕前を判断
バッグをカートに積みますがそこである程度腕前を判断出来ます。
タイトリストのピカピカのプロバッグで1w.3w.5w.シャフトはカスタム。
アイアンは3I~Pwウエッジはセット物ではなくタイトリストの52°58°・
このようなセッティングであれば、若目の年齢の飛ばし屋でゴルフの腕前もシングルクラス。
これが何処のメーカーかもわからないような、くたびれたキャディバックに汚れた昔のアイアンセット。
これでは腕前は100を切れないおじいさんか、始めたてでクラブを誰かから貰った初心者。
キャディバッグからクラブまでゼクシオでそろっている人なら90~100位のスコアで回ってくるゴルフが好きな60才くらいの男性。
ネームタグだって腕前の判断基準です。
一番最悪なのはネームタグを作っていなくて、ゴルフ場で書かされた紙のネームプレート。
これは年数回もしくは数年に1度しかゴルフをやらない人確定です。
逆に良いのは、ゴルフ場のメンバータグ。
どこのゴルフコースもメンバーさんはメンバータグをつけています。
さらにクオリファイと英語で書いてあるタグが付いているのならシングル確定。
そのコースの研修会に入っていて、クラブチャンピオンを決める大会に出るレベルの人です。
このようにキャディバッグを見ただけでおおよそのスコアが予想できます。
これは私の経験上ほとんど外れません。
全員がゼクシオ
これもたまにあります。
ゼクシオはオジサンから絶大な人気があります。
メンバーが4人いたら1人はゼクシオを使っているくらい大人気のクラブです。
そんな人気のクラブだからゼクシオ被りはよく起こります。
2人位ならまだマシですが、4人ゼクシオだと面倒ったらありゃしない。
もうどれが誰のクラブだか分からなくなります。
ゼクシオを使っている人はシールでも貼って分かるようにしていると助かります。
上手いから良いお客だとは限らない
あなたはどの様なお客さんがキャディにとって良いお客さんだと思いますか?
大抵の人は上手い人が良いお客さんだと思うはずです。
確かに下手より上手い人の方が楽な事は多いのですが、必ずそうかと言われると違うのです。
上手い人の方がクラブを運ぶ回数が少なくその点は楽です。
しかし上手い人(ここではシングルハンデとします)は1つのミスでガッカリするのが下手な人に比べて大きいです。
まぁ当たり前ですよね。
上手いからミスする確率が下手な人に比べて少ないのでミスしたときにガッカリするのです。
しかもシングルの人は大抵自分が上手いと思っており自信満々です。
なので、距離やラインを伝えた時でも信用していないときがあるのです。
ゴルフに真剣なので空気がピリピリしています。
そうするとエンジョイゴルフというよりもアスリートゴルフのようになり、キャディも真剣にやらないといけません。
一番最悪なのはニギりをしている場合です。
これはもうピリピリします。
オリンピック(知らない人は調べてね)のような少額のニギリであれば別に気にならないのですがラスベガスなんてやっていたら最悪。
数万単位でお金が動くのでラインや距離を真面目に聞かれるし、超真剣だからプレーの時間もかかります。
そんなときにラインを間違えたらすぐにキャディのせいにしてくるから超面倒です。
とは言っても、このような事は稀で、大抵のシングルはゴルフに精通しておりマナーも心得ていますので付いて良いか悪いかでいうと私は良いと思います。
これは研修生だった私の意見で、キャディさんはシングルの人には付きたくないと言っている人も大勢います。
キャディから人気のお客さんは90前後のプレーを楽しみに来ているお客さんです。
このレベルの人はシングルプレーヤー程空気がピリピリしておらず、腕前もそれなりなので人気のようです。
キャディの話を聞いていない
このホールは右がOBで230ヤードに川が横切っています。
残り150ヤードです。
「キャディさん何ヤード?」
・・・
さっき言っただろ!!!
メッチャあるあるです。
特にカート下りてすぐに言うと大抵聞いていません。
お願いだからよく聞け!!!
クラブを全く取りに来ない
「キャディさん7アイアン持ってきて」
こう言ってその場から全く動かない人!
間違いなくキャディに嫌われます。
これは意外と多いですよね。
あなたもやっていませんか?
クラブを頼んだらあなたもカートの方に歩いてきてください。
それだけでキャディの移動距離が少なくてすみます。
その場でボーっと待っている人は奢ってもらって当たり前と思っている勘違い女と同じです。
奢ってもらえると思っていてもせめて財布を出して払いますよアピールと奢ってもらった時の感謝は伝えましょう。
切れないじゃないか!
たまにいますよね〜横柄な態度とるお客さん。
カップ1個フックです。と聞かれたから答えたのに、カップ3つ右に出して切れないとか言う人。
あんたが下手くそなだけだから黙れ!
もう二度とライン聞いてくるな!
こっちの心はガチ切れだよ!
今日のキャディはハズレだな
聞こえていないと思っているんでしょうけど、聞こえていますから。
「チッ、若いキャディ期待していたのに。」
普段誰にも相手にされないあんたを相手するこっちの身にもなれっつーの!
それに若いキャディなんて滅多にいない。
キャディの平均年齢50歳はこえてるよ。
むしろ今日のお客はハズレだよ!
待っていてくださいと言っても聞かない
お客さんがナイスショットならギリギリ届くかもしれない距離。
届くかも知れないのでグリーンあくまで待ってください。
こう言っても
「平気平気届かないって」
こう言う時に限ってナイスショット。
届かないと思ってるから力抜けんでしょうね。
結局謝りに行くのはキャディの仕事。
黙って待ってろや!!!
大型コンペはチップが貰える事が多い
貸切コンペの様な大型コンペではチップが貰えることが多いです。
この様なコンペでは下手な人が多いのでチップが出ないとかなりハズレ感が漂います。
本当の距離を言うと届かない
研修生の時に距離を測るレーザーを持ってキャディをした事があります。
正確な距離なのでシングルさんには好評でしたが、普通の人に正確な距離を言うとまず届かない。
だいたいみんな1割増し位で自分が飛ぶと思っています。
昔はドライバーであの木まで飛んだのになぁ〜と言うお爺さんもあるあるですね。
私がナイスショットして届くかどうかの距離をパーシモンのアマチュアが行く訳ないから!
雷が鳴ると恐ろしさを力説する
夏の時期になると雷が時々なります。
強く鳴ると警報が出て一時的に避難するのですが、少しでも雷が鳴ると如何に雷が危ないか全力で力説します。
そして、じゃあ上がろうかと言ったときはテンションMAXになりますが、待機してプレーすると判断された時は上がっている先輩を羨ましそうに眺める事しか出来ません。
何アプローチなんか持ってきてと言われる
キャディは先を読む力が大切です。
先を読んでセカンドショットのクラブを持って行く時にアプローチとサンドとパターも同時に持っていきます。
セカンドショットがたまたま乗ったからパターを渡したら、そのお客さんが他のクラブも持っている事に気付きます。
普通のお客さんなら気付いたとしても何も言いませんが、性格の悪いお客さんだと「乗らないと思ってたの?」とか聞いてきます。
えぇ、その通りですとも!面倒くさいなぁ〜!
カバーつけといて。にイラっとする
使ったクラブのカバーつけておいてねと言う人にはイラっとします。
ウッド系のクラブならわかりますが、アイアン全てにカバーをつけている人にはイラっとします。
打って自分でカバーをせずに、洗ってからカバーしてねとか言ってくる人。
超面倒です!
逆に全てのクラブのカバーをあらかじめ外しているお客さんだと、やる事が減るので助かります。
進行に気を使わない人には付きたくない
キャディが一番気にしている事は何だと思いますか?
腕前でしょうか?
人柄でしょうか?
それも大切ですが、一番気にしているのはプレーの進行です。
別に下手な人に付いても進行が早い人ならキャディとしても有難いです。
逆にどんなに上手くてもスロープレーだとキャディには嫌われます。
ゴルフ場はあなたの組み以外にも沢山の組みが回っています。
皆んなが気持ちよく回れる様にする為には進行が一番大切なのです。
目土おじさんが面倒
メンバーさんで、目土に命をかけている人が必ずいます。
その人は自分のゴルフよりも目土が大切。
「キャディさん目土入れておいて。」
目土をしてくれるのは有難い事ですが、毎ホール目土を溢れるくらいまで入れる手間と重さはかなり面倒です。
目土をするなら土は自分で入れてください。
たまには探検家に付く
これはコースもよるかと思いますが、私のいたコースではタケノコが生える時期になると、林の中に消えていくお客さんがいました。
当然戻ってくると手にはタケノコが。
まぁ、見て見ぬふりをしています。
ボールを探しに行く人もいますね。
お願いだからプレーは遅れない様にね。
マダムに付くと面倒さい
この話は別記事で書いていますので、気になる方はこちらを読んでください↓
研修生を舐めてくる
研修生を舐めてくる人もいるのだからキャディさんはもっと舐められていると思います。
ちょっと腕に自信がある人だと、打ち方教えてあげようかなんて言い出す勘違い野郎もいます。
はっきり言って、研修会に入会している研修生はその辺のクラチャンレベルか、それより上手い事の方が多いよ。
つまり、あなたより上手いと思って間違いない!
打ち方教えてあげようかなんてよく言えたもんだな!!!
まとめ
今回はキャディあるあるをお伝えしました。
キャディさんの本当の気持ちなんてわからない人ばかりかと思います。
だって、仕事中だから基本は何を言われても下手に出て笑ってます。
その笑顔が、本当の笑顔なのか、愛想笑いなのかはあなた次第です!
ぜひキャディさんの気持ちになって、キャディさんが気持ちよく仕事を出来るようにしてあげて下さいね。
その様な人にはキャディさんも味方になってくれる事でしょう。
それではより良いゴルフライフを(^^)