どうも!元研修生で、今はPGAティーチングプロの読むゴルフ中の人です。
読むゴルフってサイトを作ったから、自分の事を管理人なのか、読むゴルフなのか、読むゴルフ中の人なのか、どれにするべきなのか正解が分からず困っております。
まぁ、私以外の人にはどうでもいいですね。
今回はこれから研修生になりたい人、もしくは研修生の事を知りたい人向けの記事です。
もし、興味があったら最後までご覧ください。
それ以外の人はとっとと帰りやがれコンチクショー!
研修生とは
そもそも研修生とは何でしょうか。
研修生とはプロを目指して研修会に入っている人の事を指します。
その辺が知りたい人はこちらをご覧下さい↓
ゴルフの研修生の生活、プロになるまでの道すじ
今の時代は昔と違い研修生からプロになる人は学生時代にある程度の成績を収めてあと少しでプロになれる人が入る傾向があります。
研修生になる為のゴルフ場の探し方
ゴルフはコネ入社が非常に多い業界です。
ショップ店員やメーカーでは普通の会社と同じくらいの割合かと思います。
研修生やインストラクターはかなりコネ入社(誰かの紹介)があります。
もし、知り合いのプロや研修生などいれば聞いてみる事をオススメします。
特に同じ地区の人はゴルフ場の色々な情報を知っています。
コネが見つからない人は今の時代はインターネットが普及していますので、ある程度の情報は得られます。
「ゴルフ研修生募集」で検索をすると色々出てきます。
主にpgaのホームページで研修生募集のページがありますので、一度ご覧ください。
特に見る項目は、そこに何人のプロと研修生がいるのか、勤務時間、寮があるのか、練習場があるのか、給料などです。
特に所属プロや研修生の人数はかなり大切です。
所属プロがいれば色々聞くことが出来ますし、練習も一人だとモチベーションが保つのが大変だと思います。
後は、プロになった後、そのコースに居られるのかも確認しておいた方がいいです。
プロになったら置いておかないコースもあるからです。
その様なコースでプロになったら、仕事を自分で探さなくてはなりませんし、トーナメントに出られる様になっても会社からの援助が期待できないからです。
研修生になるとシーズン中は試合や研修会、プロテストなどがあります。
どこまでの経費を持ってくれるのか、もしくは持ってくれないのかも確認しておきましょう。
特にプロテストやQTの費用は高いので、お金のあてが無いと研修生の給料ではかなり厳しいです。
お金が無くて今年はプロテストを諦めるなんて話はザラです。
ここまで詳しくはネットにも書いていないと思うので、気になったゴルフ場があれば、一度聞いてみることですね。
研修生で困る3つの事
それでは研修生で困ることを上げていきます。
・お金がない
・モチベーションが続かない
・上手くならない
主にこの3点です。
特にお金が無いのは実家の援助があるかどうかで、かなり変わってきます。
先程もお伝えしましたが、プロテストやQT、ミニツアーなどお金がかかるイベントはそれなりにあります。
お金が無いと出られません。
この他にも研修生は、ほぼ強制的にニギリをします。
ニギリとはお金を掛けて周る事です。
人数にもよりますが下手な人は5万くらいは毎月勉強代だと思って払うものだと思っておきましょう。
ゴルフが上手いのはもちろんですが、お金の問題はかなり大切です。
お金が無くて研修生を辞めていく人も大勢います。
モチベーションが低下すると致命的です。
今はゴルフ場の研修生になってみたら研修生は自分一人だったなんて事も多いです。
一人だけで毎日練習するのと、プロを目指す大勢の中で練習するのとではモチベーションが変わってくるのが普通です。
そもそもモチベーションが続かないとか言っている時点でトーナメントで活躍出来ないとは思いますが。
一番困る事は上手くならない事です。
もちろん、上手くならないにも度合いがあります。
ただ、数年やっても芽が出ない様ではトーナメントで活躍するのはかなり厳しいでしょう。
研修生を長くやっていると多くの人が30歳前後でどうするのか考えます。
決断は早いに越した事は無いとは思いますが、ここは難しい所です。
本人が悔いなくやめるのが一番ですが、実際本当に悔いが残らずやめる人は一握りのような気がします。
あとちょっと頑張ればプロになれるかもしれない。
皆こう思いながら研修生をやっているので、辞め時は難しいのです。
客観的に見れば30にもなって研修生ならプロになってもトーナメントで活躍しないだろうと思うでしょうが、やっている本人はトーナメントで優勝するのを夢見て頑張っています。
ゴルフの見切りのつけ時
だんだん暗い話になってきましたね。
でもこれが現実だから仕方がない。
あと私がネガティブだからか(笑)
次は私が今だから思う、見切りのつけ時の話をしようと思います。
まず、見切りをつけた後の研修生がどうしているのか、私の周りの例を出してみましょう。
・ゴルフのインストラクターとなりレッスンする
・実家の仕事を手伝う
・所属していたゴルフ場の社員になる
・ゴルフ場のメンバーさんの会社で働く
・全く別の仕事につく
こんな感じですかね。
中でも一番多いのは、レッスンをするパターンです。
これはプロになっても一番多いパターンです。
練習場やコースに所属してレッスンするパターンや個人で自分で練習場と交渉してやったり、インドアスクールを立ち上げたり様々です。
研修生になる人は実家がそれなりに裕福だったり、何か商売をしている人が多いです。
なので、引退後は実家の家業をする人もいます。
こればかりは実家がどうなのかで変わります。
ゴルフ場が雇ってくれれば、そのままゴルフ場に就職します。
主にコース管理かキャディマスターなどの仕事が与えられると思います。
メンバーさんと仲良くなって可愛がってくれたりしていれば、メンバーさんの会社で働く場合もあります。
これはその人がメンバーさんと普段からコミュニケーションを取っていないと厳しいですね。
要領の良い人だと、メンバーさんと仲良くなって、色々な費用を出してくれたりもします。
全く別の仕事に就く場合もあります。
ハローワークなどで自分で仕事を見つけるので、フリーターが職場を探すのと大差ありません。
研修生をやめると大抵この様な感じとなります。
見切りをつけるのはかなり難しいのですが、仕事の保証があるかどうかは重要です。
実家や、ゴルフ場、メンバーさんの紹介で辞めたあと働けると分かっていればその分長く研修生をやって夢を追い続ける事も出来ます。
そうでない場合、はもう少し早く決断する必要もあるかも知れません。
これはその本人の考え方次第なので何とも言えませんが、長く研修生をやればやるほどゴルフ業界以外で働く選択肢は狭まってくると思います。
ここまで暗い話ばかりしたので、次は晴れてプロになったらどうなるのかお伝えします。
研修生がプロになったら
プロテストに合格してプロになった場合の話をしていきたいと思います。
ようやく明るい話になりましたね。
さっきまでの流れで終わりにすると、不安になって研修生やめようと思う人続出していたかもしれません。
まぁ、そんな事で辞めようと思う人は研修生になるべき人では無いのですが。
プロテストに合格したからツアーに出られる・・・訳ではありません。
プロテストはあくまで資格をもらえるテストなのです。
ツアーに出るためにはQTで良い成績を残さなくてはいけません。
しかし、プロになるとメンバーさんに一目置いてもらえます。
ここで、というか研修生の時からですがコミュニケーション能力が試されます。
メンバーさんと仲良くなっていれば、一緒にラウンドしてくれてお小遣いをくれたり、ラウンドレッスンを頼まれたり、練習場でのレッスンを頼まれたりします。
プロになったらゴルフ場にいる場合はマスター室での業務となる事が多いです。
給料はそれだけでは少ないので、メンバーさんの援助があればかなり助かります。
QTやミニツアー代をゴルフ場や、メンバーさんが負担してくれる事もあります。
ツアーに出れるようになったら援助してくれるスポンサーは欠かせません。
その為にも普段から愛想良くしておき、チャンスを掴むのも大切な事なのです。
まとめ
今回は研修生になる為や、研修生の生活、研修生のその後についてお伝えしました。
最近プロになって活躍する人は、小さい時からゴルフの英才教育を受けているのが当たり前です。
昔は研修生でないとプロテストすら受けられませんでしたが、今は違います。
それでも、研修生になってツアーで活躍しようと思うのであれば相当努力しないといけません。
しかし、トーナメントは実力社会なので、実力さえあれば、研修生からプロになろうとも、学生からプロになろうとも関係ありません。
私個人としては、 研修生上がりのプロが雑草魂で活躍するのを楽しみにしております。
最後までご覧いただきありがとうございます。
それでは良いゴルフライフを(^^)