ついに念願の車も手に入れて、練習時間が多少は確保できるようになりました。
前回の話はこちら↓
自転車だと移動するだけで時間を取られてしまいます。
それが車が来た事で移動時間が減りその分練習する事が出来るようになりました。
今回は研修生がどの様な気持ちで生活をしているのか細かい部分をお伝えしていきます…っていつもとあまり変わらん(笑)
まぁ、とりあえず行きましょう。
部活気分なら辞めてしまえ!
研修生となって2ヶ月、コースにも出られるようになり、やっと先輩からもそれなりに仲間として認識されて来ました。
朝6時から1時間練習してお客さんを迎える為の玄関番、キャディをやり3時くらいからコースを回るのがいつものパターンです。
この日は研修生の中でも特に上手い3人の先輩とコースを回りました。
最終プロテストまで行っている2人とプロテスト2次まで行っている人です。
このレベルの人となるとアンダーは当たり前。
むしろ何故プロになっていないのか謎のレベルです。
私から見れば、ドライバーは曲がらないし、アプローチをすればどこからでも1ピン以内には寄せてくるし、雲の上の存在。
一方の私は球はスピン量の多いフケ球でスライス。
スコアも45は切れるけど30台は出ない。
こんな感じ。
この日も一緒に回りながら、先輩が何を考えてプレーしているか話をしながら肌で感じます。
私は上手くなりたいので色々聞きます。
どうすれば上手くなれますか?
だったり、
今のは何を考えて打ったのですか?
たったりほんと色々です。
と言っても一番年下の先輩でも24才。
18才の私から6年も上です。
それにニギリながら回っているので真剣です。
もちろん私も真剣ですが、ニギっていても勝てるレベルでは無いので、真剣度合いは天と地の差。
終わってから24才の最終プロテストまで行っている先輩に
と言われました。
私としては大真面目にゴルフをやっていますが、その先輩からしたら真面目に見えなかったのかも知れません。
今ならわかりますが、本気でやっている人と、そうじゃない人はオーラが違います。
気迫とでも言いましょうか。
なんというか本気でやっている人は話しづらくゴルフが全て。
24時間ゴルフという感じがします。
もちろん息を抜くところは抜くのですが。
私の経験では研修生やプロ以外からこのオーラを感じた事が無いので伝えるのは難しいのですが、死ぬ気でゴルフに打ち込んでいるかどうか。
当時の私は高校卒業してまだ2ヶ月。
元々の性格もオラオラ系とは真逆。
スクールカーストでいう底辺。
アニメオタクや根暗のグループに所属するタイプ。
実際に高校の時の修学旅行なんて、余り物グループ。
余り物グループはいつも省かれているヤツらなので、そこには淀んだ空気が流れています。
唯一の救いが私は高校の時は運動神経が良く、すでにゴルフをやっていた事。
性格的にはスクールカースト底辺なのですが、その割に運動が出来るので、ちょっと変わった扱いを受けていました。
運動神経が良かったのは昔からなので親のおかげですね。
今考えても、運動神経がいい人は小さい時から良いので、こればかりは運じゃないでしょうか。
幼稚園の時から走るのはいつも1番でしたし。
だって幼稚園の子は努力とかないでしょう。
こんな感じで育ったから勘違いしてプロを目指しちゃいました(笑)
根暗グループって、話すときもボソボソして、運動神経が悪くて常に怯えている。
こんなイメージだと思います。
私は性格的にはその様な特徴を持ちつつ、バンドをやりたければ一からグループを作ったり、運動が出来たりとちょっと変わっていました。
で、話を戻すとプロを目指して本当に上手い人は大体がオラオラ系。
攻撃的で強気な性格の人ばかり。
優しいタイプで上手い人は珍しいです。
つまり、元々性格的に私はプロに向いていない。
それを見抜いていたのか先輩が
部活気分なら辞めてしまえ!
と言ったのかものかも知れません。
本気でプロを目指すとは
では本気でプロを目指しているとはどのような事でしょうか?
これはあくまでも私が感じた事なので人によって違うように感じるかも知れません。
本気でやっている人はコースを回っている時は普段と違う雰囲気があります。
打つまでは普通でも、ボールに近づくと雰囲気が変わります。
当然普段の練習量もハンパないです。
少しの時間でも有効活用するのが本気の人です。
食事も早く済ませ余った時間で練習します。
ただあくまでも私が見てきた研修生からプロになった人の話なので、研修生以外の人がどうなのかはイマイチわかりません。
研修生はお金も時間も無い人ばかりです。
そのような環境で本気でプロを目指すには相当な気合と根性が必要なのです。
私もこのような環境で刺激させて少しずつ本気になっていきましたが、この頃はまだまだでしたね。
まとめ
研修生にも真面目に練習をやっている人もいれば、なかには部活動に毛が生えた位の考えで練習をしている人もいます。
生ぬるいグループに所属していると、段々自分もぬるくなってきます。
なるべく本気度が高い人についていこうと思った私でした。
それでは。