
あなたはゴルフで風についてどれくらい考えていますか?
アゲインストだから1番手あげて打ったりしますよね?
えっ、気にした事ないですか?
150ヤードだから7番と決めている?
もし、風についてよくわからないと言う人は最後までお付き合い下さい。
ゴルフにおける風の影響

ゴルフは風が吹くと、難しくなります。
プロは雨よりも風のが嫌がります。
一般的なアマチュアゴルファーは雨のが嫌なのに何故風の方が嫌なのでしょう。
そのような疑問を解決するべくゴルフで風はどの様な影響を与えるか考えていきましょう。
風が与える影響
・スイングテンポが崩れる
・距離が変わる
・曲がり幅が変わる
・グリーン上で影響がでる
・風によるパンチラでアドレナリンが出る
こんなところでしょうか。
それでは一つずつ説明していきましょう。
スイングテンポが崩れる
風の強い日はスイングテンポが速くなりやすいです。
当然バランスを取るのが普段より難しくなり、ミート率の低下になります。
風の日はバランスを心がけてスイングする事が大切です。
スイングテンポとバランスに気をつければ普段通り当てる事が出来ると思います。
距離が変わる
これは風の影響で、普段の飛距離より飛んだり飛ばなかったりします。
アゲインスト(向かい風)は飛ばなくなり、グリーン上では止まりやすくなります。
フォロー(追い風)では飛ぶようになり、グリーン上では止まりにくくなります。
なので通常アゲインストの風の場合大きいクラブを選択して、
フォローの風なら小さいクラブを選択します。
曲がり幅が変わる

風はいろいろな向きから吹いてきます。
正面や後方以外にも、当然左右からも吹いてきます。
風が右から左に吹いている場合、スライスしたボールは普段より曲がりが少なく(右打ちの場合)逆にフックしたボールは普段より曲がりが大きくなります。
球をコントロールできる上級者ならこのことを計算に入れて攻めたりもします。
グリーン上で影響がでる
風が強いとグリーンも乾き普段より速くなります。
風の影響で曲がり幅も変わる場合もあります。
突風が吹くとボールが動く場合もあるので、アドレスしていたら気をつけるべきです。
クラブをソールした影響で球が動いたと思われたらペナルティになるからです。
風によるパンチラでアドレナリンが出る

風のいたずらによってアドレナリンが出てグリーンオーバーになる・・・
かどうかは分かりません(笑)
この様な影響が出ます。
何故プロは雨より風のが嫌なのか
アマチュアゴルファーが嫌がる雨。
冷たい雨が降った中でのプレーなら風の方がましと考える人は多いと思います。
では何故プロは雨より風のが嫌なのか。
それは風の方が計算しにくいからです。
風は吹いたり止まったり、一瞬で変化します。
アゲインストだと思って打ったら風が止まってグリーンをオーバーして、下りの難しいアプローチが残る場合だってあります。
雨の場合、風ほど突然変化することは少ないです。
しかもアマチュアが苦手としている雨は実はプロは好んでいたりします。
その理由はトーナメントのグリーンにあります。
トーナメントで使用するグリーンはアマチュアが普段プレーするより固く、速くなるように設定されています。
雨が降ることでグリーンが柔らかく止まりやすくなり、速さも遅くなるので、雨が降った方がスコアが伸びる事は良くあります。
もちろんグリーン以外では、ラフに入るとクラブの抜けが悪くなるなどデメリットもありますが、グリーン上のメリットが大きいため、プロは雨より風の方が嫌がるのです。
まとめ

いかがでしたか。
もしあなたが風についてあまり深く考えていないのなら、今回お伝えした事を思い出すだけで戦略が変わりスコアアップが望めるかもしれませんね。
風もゴルフの一部だと思って風の日のゴルフを楽しみましょう。
それでは良いゴルフライフを(^^)/